梅の実収穫のち『シンケンアスピック』

今年も恒例行事の“梅の実収穫”を無事に終えた。収穫のタイミングが思うようにならなくてねえ、ちょっと熟し過ぎちゃったみたいだけど、まあその後の処理は母上が上手くやってくれるでしょ。

MINOLTA 　M-ROKKOR 2/40 　@ SONY α7

収穫量としては８kgくらいあったんだけど、キズがついてしまったり熟し過ぎて使えないものもあるので実質は６kg程度ですかね。昨年ほどの豊作ではありませんが、まあヨシとするべきでしょうな。

実を獲るための梅ではなく観賞用に庭の中央に植えられているので周囲は庭石やら他の樹木がぎっしり、つまり脚立を使って収穫しなくちゃならないんです。これがけっこー重労働でしてね、おまけにそれを終えたアトには長く伸びた新芽の枝払いをしなくてはならなくて、これがまたメンドというか疲れるんですな。
で、ジブンにご褒美ってやつです。今年も頑張りましたね、大変お疲れ様でございました…とちょっとハイクラスなビールやらワインで労うわけですよ。当然おつまみにもちょっとキモチを注入するのでありまして、今回は姪の結婚式の帰路に立ち寄った「麦豚工房ISHIZUKA」さんのソーセージやハムなどをいただいてみるのであります。
その中でも試食して大いに気に入った『シンケンアスピック』ね、こいつに大きな期待を寄せるのですよ、お店で試食するのって少量じゃないですか、だからやっぱりお家で美味しいお酒なんぞと一緒にバックリ喰わないとその実力って判んないですもんね。

Arsenal V.I.Lenine 　HELIOS-81N 2/50 　@ SONY α7

おっと、その前に妹が持ってきてくれたトマトをサラダで食してみるんですねぇ、これがまた美味かったのよ。スーパーで売ってるトマトと違って、同じ真っ赤なものであっても、追熟させたものではなく樹で完熟させたものなので旨味と香りがぜ〜んぜん違うのですな。
これは妹が作ったわけではなくて知人が栽培したものらしいんだけど、そのヒトはとにかくヤサイを収穫すると大量に持ってきてくれるらしくて、当家にはそのオコボレって感じなのですねえ。

Arsenal V.I.Lenine 　HELIOS-81N 2/50 　@ SONY α7

さてさてメインの『シンケンアスピック』です。いや〜やっぱりめっちゃ美味いです！コンソメゼリーの中にゴロゴロにカットされたハムがぎっしり、ツルリと舌の上に滑り込み、ホロホロと崩れる肉塊、拡がる旨味と香り…　あぁ思い出しても今すぐにまた食したくなる至福の美食さ。
こーゆー罪なものを知ってしまう人生の機微、しかし楽しみの選択肢が拡がるのはいいことだと思うのよ。煩悩がまたひとつ増えた、なんてネガティブな思考は持つべきではありません。

◆麦豚工房ＩＳＨＩＺＵＫＡ
http://www.47club.jp/18M-000102xey
静岡県沼津市岡一色１４５-１
TEL=055-943-6456
ACT=10:00-18:00　月曜定休

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