味わう人すべてを幸せに…沼津魚がし鮨『富士大好き Ver.2』

珍しくシゴトが早い時刻に切りあがった。せっかくだから…何がせっかくなんだかは判らないけれど…帰宅ルートを変更して隣り町の“ちょいハイソ系スーパー”に立ち寄ったのよ。
なんだか欲しいものだらけでついつい長居してしまったわりに結局は握り寿司にしてしまった。地元の有名寿司チェーンがテナントで入っていて、いつも魅力的な商品が並んではいるのだけれど、この日はちょっと変わったキャッチが貼られたものをチョイスしたのね。


「味わう人すべてを幸せに」って、もう本当にモロというか調理人の願いと客の要求がこれほどストレートに表現されたものも珍しいのではなかろうか。そしてその握り寿司のセット名称も『富士大好き Ver.2』(実際はVer.2ではなくマル2なんだけど、違う環境のPCだと文字化けする可能性があるのでコチラにした)なんて地元顧客ベタベタなネーミングがキッチュで面白い。Ver.2ってことはきっとVer.1もあるに違いない、旬や入荷の状況でネタを変えて内容とコストのバランスを保っているんでしょうね。


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いつもは哀愁のイナカ町スーパーの鮮魚コーナーにある握り寿司でけっこー満足しているんだけど、それとはまた違ったベクトルでの商品開発で甲乙はつけ難い。赤身マグロ、イカとろサーモン、煮アサリ、カッパ巻、マグロすき身軍艦(既製品ネギトロではなくホンモノ)、カニサラダ軍艦、コハダ(これも切り身ではなく一匹物の本格派)、大きな茹でエビ、厚焼きタマゴ(握りではなくオンリーで)と、とても¥880というお値段が俄かに信じられない内容なのである。もちろんお味のほうだって申し分ない。う〜む、サスガに寿司屋だなあ…と改めて感心する。
一般的には「高い」と言われるこのスーパー、ボクはちっとも高いとは思わない。格安な商品を置いてないだけのハナシなのであって、価格相応かそれ以上の満足を与えてくれる商品だけを厳選して並べてあるだけのことだ。まあ世の中いろいろなヒトがいらっしゃいますからね、それぞれに価値の判断基準や生活のスタイルと目標が違うのだから仕方のないこととは思うけれど、イメージだけでレッテルを貼るのは如何なものかと思いますな。
てなワケでこれから数日このスーパーで購入してきた食材を使った料理を紹介することになります。ヤバいよなあ、いちど知ってしまった蜜の味って後戻りを許してくれないんですよねえ。




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雨後の庭 其の壱

冬になると綿帽子になるシュウメイギク



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