『ゴマさばの味噌煮』

季節外れの猛暑にヤラれてエロおやぢはもうヘロヘロなのである。おまけに先々週の某日に行ったキツい仕事のせいなのか、右足のヒザが痛くてたまんないのよね。カラダの他の箇所の痛みは自然に治癒していったんだけど、どうしてもヒザの痛みだけが消えてくれないのだ。
しゃがむのも「いてててて…」みたいにタイヘンだし、いよいよ医者に診てもらわないとダメかなあ〜とただでさえ気持ちまでクタクタになっているボクは、かなり憂鬱なキブンで帰宅するのである。


INFOBAR A03

現在関わっている現場は自宅の東方向にあって、朝陽に向かって出勤し夕陽に向かって帰宅する…という最悪のパターンなのね。西方向であればそんなことはないのだけれど、まあ世の中ってのは上手くゆかないものですねえ。それでも陽が沈むのが早くなったせいか信号待ちで美しい空を拝むことが出来る日もあるのが救いかな。
この時間帯になるとスモールライトやメインライトを点灯して走行するクルマも多くなる。ところが困ったことに信号待ちでヘッドライトを点けっぱなしにしている先頭車が多いのである。しかもハイビームにしていたりして走行しずらいったらありゃしない、「オマエ、何考えてんだ!」と言ってやりたい。
誤って線路を走行する老人運転のクルマがあったり、確かに精神部分だけでなく肉体的にも衰えてきている高齢者。しかし、だからといってクルマの夜間走行についてハイビームの推奨はヤメてもらいたい。クルマを運転する機会の少ない首都圏の机上空論族役人がそーゆー主張をしているのだろうけれど、バカとしか言いようがない。今はHIDやLEDの高輝度ヘッドライトが標準装備になってきていて、老人でも前方の視認性確保についてはムカシと雲泥の差になっているはずだ。ハロゲン電球ハイビームよりよっぽど明るいわけだからそんな必要は全くありませんな、ただただ迷惑なだけですし、逆に対向ドライバーにとっては危険な存在であることを認識してもらいたい。


Nippon Kogaku  NIKKOR-S Auto 1.4/50  @ SONY α7

さていろいろな悩みに苛まれたり怒りを抑制しながら帰宅するのであるけれど、途中で立ち寄った哀愁のイナカ町スーパー鮮魚コーナーには「ゴマさば」の三枚おろしが置かれていた。ゴマサバってちょっとパサついてるからなあ、味噌煮も食べたいけどコレじゃあダメだよね…と最初は思ったのだけれど、魚屋の店長自筆で“脂のってます”と書かれた経木が傍らに立てられているではないか。ココはいっちょ賭けってものでしてね、そのお言葉を信用して『サバの味噌煮』食材としてカゴに入れるのである。
極強火で表面をサッと炙り旨味を閉じ込めたら味噌と醤油がベースの甘辛煮汁で炊いてやる。季節のヤサイなど添えてやれば一層ステキなひと皿になるのでしょうけれど、まあ急に思い立って始めた味噌煮ですからね、生姜スライスと鷹の爪だけのシンプルバージョンですよ。
いや〜美味いっ! めっちゃ脂のってるじゃないですか!
店長さん、疑ってごめんなさいね、トロトロのハラモと柔らかしっとりな身肉に満足です。冷凍モノじゃなくて、この時期の近海ものだからこそこうした特徴があるわけなのですな。産地は沼津港水揚げとなっていたから、きっと西伊豆辺りで漁獲されたものでしょう。お安いのにこのお味…あぁもういちど食べたい。





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相変わらずカレーパン喰ってます
こいつも美味かったです