『ローストビーフ』はアニバーサリーに

この季節の台風に富士山の初冠雪を期待してました。甲府気象台はそれを発表したけれど、静岡県側からは確認できなかった台風通過日の夕方。ん〜やっぱり実感ないよなあ。


PENTAX MX-1


 ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆   ◇   ◆


先日はちょっとしたアニバーサリーであることは意識していたけれど、まあそう大サワギするほどのことでもないからテメーでぷちお祝いでもするつもりで少しグレードの高いビールを購入して帰宅した。

もちろん平素は某大手ホームセンターがプロデュース輸入販売するベトナム国製造の発泡酒ではあるが、ここ数年は週末だけは“ご褒美ビール”と称して国内外を問わず本物のビールを味わうことにしている。いつもそうした庶民クラスで過ごしているとホンモノの有難みというか本来の美味しさをしっかり認識することが出来て嬉しいのよ。
あぁ美味いねえ…芳醇な香りと旨味がクリーミイなアワと共に喉に流れ込んできてシアワセな気持ちになりますな。いいキブンでいると母上がお祝いに『ローストビーフ』を用意してくれてあった。そうなんです、いつもなら帰宅して夕食の調理なんぞに少々の負担があるのだけれど、こうしてテマヒマ要らずの美食にありつけるのはアニバーサリーならではのものかな、ジツにラクチンで結構なことである。
酒飲みのエロおやぢとしてはちょっと気の利いた肴があればそれで充分なのだけれど、焼きたてのバゲットにチーズとサラダに加え『ローストビーフ』までもがお祝いに加わるなんてこれ以上のゼイタクはない。


MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

テイクアウトの『ローストビーフ』にはそれこそピンからキリまであるわけだけど、やはり大量生産されたものより多少でもテマヒマかけた商品にはチカラがあって食したアトの余韻がまるで違うのよね。

以前に何度も『ローストビーフ』を自家製したことがある経験からどんな香味野菜や香辛料を使うか、そしてテクニックとシビアな温度管理がそのお味を左右することを熟知しているつもりだ。もちろん一番の大きなファクタは牛肉の質なのではあるが、例え安価な輸入冷凍牛肉であってもそのタクティクスによっては一級のお味に変身させることも可能なのよね。
あぁしばらくそんな風に神経をピリピリさせて料理するなんてことはしてないよなあ…と、若干寂しいような懐かしいような複雑な思いでこの『ローストビーフ』を食した。まあねぇあまり深く思い詰めないほうが人生楽しいんじゃないですか?なんて悪魔の囁きもなきにしもあらず…ってことで、久しぶりのフランスワインで気を鎮めるのである。
ところでもう少しすると年に一度のあのお祭り…そうボージョレヌーボの解禁ってやつですな、ソレがやってくるわけなんですけど、今年はどーしようかしらねえ。これまでの経験から中途ハンパなグレードよりもPETボトル&スクリューキャップの思いっきりエコノミークラスにするか、それともハイソな高級品をチョイスするか、そのどちらかのほうが満足度は高い気がするなあ。さてドッチにする?




クリック↓↓↓で応援をお願いします






遠くにいる知人がそのアニバーサリーを忘れずに送ってくれたケーキ
バッケンモーツァルトザッハトルテ
極めて美味しい逸品
ありがとうね、ご馳走様でした



MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7