二度おいしい『キムチチゲ』

発酵食品であるキムチはそのまま食すのはもちろん、調味料としても非常に優秀であることは既にみなさんご存知のことと思います。
居酒屋メニューで人気のある『豚肉のキムチ炒め』も今や一般家庭の惣菜として市民権を得ているし『キムチチゲ』も既製品のパック鍋つゆがごくフツーに売られるお手軽献立のひとつですよね。
発酵が進み過ぎて酸味がキツくなったキムチもそうして加熱してやると、すっかり変身して強い旨味になるところがジツに面白いものだし、何よりヨケーな調味料を加えなくてもある程度の美味しさがトーシローでもキープ出来るところが素晴らしい。


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ただねえ、鍋料理は洗い物も少なくて後始末がラクな献立なのですけれども、やっぱり美味しい鍋料理を味わうためには“だしつゆ”にちょっとだけテマヒマかけなくてはならないところが口惜しいのね。まあたいしたテマではないくせに、それすらも省きたがるズボラなエロおやぢにとって『キムチチゲ』はこの上ない福音なのだな。

キムチのパックを汁ごと鍋にあけて水をテキトーに加えるだけでも、ん〜まあまあそこそこイケる『キムチチゲ』のベースは出来上がるから、本当はもっとイージーに済ませられるはずなんだけど、生来のクセというか何かひとヒネリさせないと気が済まないエロおやぢはやっぱりココでいろいろとテを加えてしまうのよ。二種類の味噌、酒と醤油、コチュジャン…あぁついついやっちまいますねえ。
でもオカゲ様でちょ〜美味しい『キムチチゲ』が出来上がるってのも事実なのですな。食材はテキトーで結構ですが、今回はナゼか買い忘れたシイタケだけは入れた方がいいカンジですけどね。
韓国の人々はこれにインスタントラーメンの麺を突っ込んでシメにするらしいですね。ええボクもやってみたことがありますよ、美味しいダシツユを吸いながら乾麺が戻るので非常に旨いものです。最近ではスーパーでも鍋用の乾燥めんを売るようになっているニッポン、すっかり隣国の食文化が根付きましたね。
あ、ボクですか?シメのラーメンはちょっと危ないのでパスです。ただとっても美味しいそのスープはちゃんと残しておいて、翌朝の食事は『キムチチゲうどん』でキメまくるのですよ。溶きタマゴと刻みネギだけあればオッケー、袋入りの茹で玉うどんさえ準備しておけばこんなにリッパな食事が出来上がるわけなんですねえ。すっかり寒さを意識するようになったこの季節、こんな朝食もたまにはいいものです。




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