初詣は『富士宮焼そば』のトリガーか

お家に引きこもってぐだぐだしてばかりいるのもナニだし、ちょっとお外の新鮮な空気だって吸ってみたいじゃないのよ…ってことで初詣に出かけることにした。
富士山本宮富士宮浅間大社の駐車場はどうせ県外ナンバーのクルマで溢れ返っているに違いない、ちょっとウラをかいて近くの市営駐車場ってテがあるよなぁと行ってみれば図星なのである。ふん、ざまみろってもんだい。

市営駐車場と浅間さんの間には県道がまたがっていて、そこには昨年末に「富士山世界遺産センター」というリッパな施設がオープンした。総工費33億円の巨大プロジェクト、静岡県にしては…のハナシだけどね、いや〜なんともスゴい建築じゃありませんか。


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その脇を通って抜ければお目当ての浅間大社、早くその道も整備してほしいものですが、なんでも地権者がゴネているらしく、そういったカネ目当てのゴタゴタは全国どこにでもよくある話なのであって、悔しいけれどそーゆーバカには使い切れないくらいの大金をくれてやってサッサと追っ払った方が精神テキに宜しいのではないかと思うのよ。

それにしてもいいお天気だ、空には雲ひとつなく爽快な青空が広がっている。風もなく絶好の参拝日和で、なんとなく嬉しいじゃんね。
浅間さんの境内から望む富士山はちょっと冠雪がハゲハゲになってしまってはいるけれど、やっぱりお正月には雪を頂いた富士山だよねえ。
そして敷地内の桜の木々はもうじきやってくる春に向かって花蕾を準備しているのでしょう、どれもすっかり古木になっているから満開時には結構な名所として近年人気上昇ちうなのですな。

ちょうど混雑し始める直前に参拝を始めたので比較的スムースに終えることが出来た。帰る頃には団体客も押し寄せてきて、あぁいつもの風景ねってことになっていたのが少し快感なのである。
お賽銭と二礼二拍手一礼はセットですね、そのあと破魔矢を購入して、兼ねてから欲しかった御朱印帳も購入。第一ページにニッポンで一番格式の高い神社である富士山本宮富士宮浅間大社御朱印があるのはとっても誇らしいことだと思うのよ。お出かけのときに忘れたりするのもイヤだからキャプチャー君のダッシュボードにしまっておいて、いつでもスタンバイってことにしておくのさ、うふふ。これで神社仏閣めぐりの楽しみがまたひとつ増えましたってことです。

楼門を出ると白妙が整然と均されている場所があり、一般のヒトは中に入れないようにしめ縄が張られている場所があった。
あぁ美しいですねえ、何か神事でも行ったのでしょうか、檜の台に塩と榊などが並べられ、とっても神聖なフンイキのものを見つけたので撮影しておいた。ボクがカメラを構えていたらどっかのジイさんがやってきて、同じようにカメラを構えては撮影していたけれど、彼の作品はいったいどんな風なのか…と少し気になりますねえ。
さてそうこうしているうちにハラがへってきた。荘厳な境内なのに参道にならんだ出店からは焼鳥や牛串焼き、天津甘栗とか揚げイモ、綿菓子やリンゴ飴、鶏唐揚げと焼きそばなどの匂いがカオス状態で流入してきていて、もうなんとも言えないフシギな空間を形成しているのよ。

う〜む、なんだか久しぶりに『富士宮焼そば』が食べたくなっちまったじゃないか。そしてめっちゃ都合のいいことに、駐車場への道すがらには「お宮横丁」という観光客に人気のスポットがあるのだな。いいじゃんいいじゃん、ソコで喰って帰ろう!なのである。
富士宮焼そば』なんていつもはテメーで作って食しているんだけど、こちらのお店のひとつは“富士宮焼そば学会”のアンテナショップなので、伝統テキでスタンダードなものが安心して食べられるところがいいのだ。
そしてそのお宮横丁はフードコートスタイルになっているんだけど、中央に富士山の伏流水が湧き出る設備があって、客はセルフでその水をいただくシステムになっているのだな、これは素晴らしい。


Ernst Leitz  Elmar 3.5/50  @ SONY α7

久々にいただく『富士宮焼そば』ですねぇ、ラード・肉かす・キャベツの細切り・サバイワシのだし粉・ミカちゃん…もうこれ以上もこれ以下もない超スタンダードなひと品ですね、美味しいです。甘口のソース味は近年の嗜好でしょうか、本来は辛口ソースなんですけど、まあ決して悪いものではありませんよ旨いです、キッパリとオススメですね。
いいもんですな、初詣って。そして『富士宮焼そば』を食すトリガーになってしまったけど、こーゆー想定外のお楽しみもあって、なんか平凡だけど静かでハッピイなお正月を過ごしておりますです、はい。




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萬両は母上がお気に入りの庭木なんだけど
昨年なんの偶然か白い実のなる萬両が出てきましてね
珍しいですなぁ紅白並んだものってさ
未だ樹高が50cmにも満たないので
これからが楽しみな庭木です



Ernst Leitz  Elmar 3.5/50  @ SONY α7