チーズと生ハムとスパークリングワインと

チーズと生ハムをスパークリングワインでいただくのは一月三日の夜にと決めていた。大晦日カニ、元旦はお呼ばれ、二日は豚の角煮…となかなか変更しづらいメニューが並んでおりましてね、必然テキにこーなってしまったのですよ。

あ〜豚の角煮がまだブログの記事になってない?ええ、解ってます。ただなんとなく先にコッチを駄文日記にしたくなったものですから。
チーズはエダムチーズ、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ、一年熟成ゴーダのオールド・ダッチマスターってことでして、ハード系・カビ系・ウォッシュ系の三位一体揃い踏みですよ。いや〜チーズ好きにはたまんないやつばかりですが、ホントは英国産ブルースティルトンとか仏産ロックフォールも買おうとしたんですけどね、なんか被ってない?みたいな感じもして。それにそんなイッキに食べられないでしょ…てなところですかい。
家族でも多ければなんとでもなるのでしょうけどね、欲をかいて買いそろえても味が落ちたりダメにしちゃったりするのがオチでしてね、これくらいにしておくのがいいとこですな。

平成になったばかりのころはサラミソーセージの主流は国産ものでした。いやソレだって決して不味いものではなく美味しいものもたくさんありました。
しかし欧州旅行で購入してきたものや伊太利土産などでいただく本場サラミをいちど食してしまうと、人間ってのはゼイタクなものでなかなか元には戻せないものであります。
かく言うエロおやぢもその一人でしてね、最近はデパ地下やハイソ系スーパーの輸入食品コーナーをフェイバリットにしてしまいまして、まあこんなサラミソーセージなんぞをついカゴに入れてしまうわけなんですねえ。
お気に入りはイタリア産の白カビの生えた腸詰なんですけど、ちょっと発酵熟成が進んだものですとチーズと被ってしまうキライがありましてね、今回はごくフツーなやつ。

こうした食事に欠かせないのがバゲット、いわゆるフランスパンですな。幸いなことに哀愁のイナカ町にもソレの美味しいパン屋さんが何軒かありましてね、不自由せずにゲットできるようになったのは本当に有難いことだと思っています。
まあそうそうタイミングよく購入できるとは限りませんし、ましてや年末年始は休業という憂き目に遭う可能性もありますから、予め冷凍保存しておくってテもあります。

なるべく購入してすぐの新鮮なうちに冷凍し、食すときにはゆっくり解凍させてフィニッシュはコンベクション・オーヴンで表面をカリっとさせれば「あら〜焼きたてみたいじゃん」みたいに美味しくいただけるってものです。
今年はスパークリングの白を三本スタンバイさせておきました。いやいや、高級品は一本もありません、全て庶民派のおサイフに優しいやつばかりですが、上手にチョイスすれば非常にコストパフォーマンスの高いひと品を楽しむことが出来るってものでしてね、このラ・キュベ・ミティークもそのひとつなのではと自負しておりますよ。あぁ非常に香りもよく品のある色彩とクリーミィな泡が至福の時をサポートしてくれますね、ええ確実にリピートしたくなるお味です。
そしてお待ちかねはブナの木で燻製したあとにじっくり熟成させた「シュペックハム」ですね、こいつは珠玉の逸品でしょう。


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燻製といってもブンブンに香るものではなく、よ〜く噛みしめていると遠くにその過去の歴史が見えてくるくらいにほのかな薫香がする、といった控えめさが大いにけっこうなのです。
ただこうしていろいろと欧州産の発酵保存食品をいただくのはシアワセなことには違いないのですけどね、ひとつ問題なのは塩分の過剰摂取に陥りやすい…ということなんです。

防止法はヤサイをなるべくたくさん添えるとかありますけどね、なにしろ絶対量が多いものですから結局は一日トータルの摂取量、あるいは一週間単位での摂取量を把握して対応するしかないようです。もう齢も齢なんですからね、ちょっとだけ健康に気配りをしてグルメな生活を長〜く楽しめるようにしないとつまんないですから。まあボクの場合は医者から塩分の摂取量についてはご指摘や注意をいただいておりませんのでね、あまり気にせず食事をしておりますけれど、そこは「転ばぬ先の杖」ってことで、バカおやぢもちっとは賢いチエを身に着けたもんだとホメてあげたいものですな。
あとはアルコールの量だけでしょうか、ノドが渇いたからってハイボールにテを出すのは如何なものかと。スパークリングワインだけで済まないところが危ないと思うんですけどねえ…。




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Face #09
サル面のサルスベリ



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