春を見つけた『フライッシュケーゼ』

シゴト現場が伊豆半島中央部から県東部の山梨と神奈川の両県境にまたがる場所となった昨日である。イヤなシゴト&沼津バイパスの渋滞と片道約二時間の運転からようやく解放され、今度は凍結と積雪の富士山南麓を走り抜ける通勤路となる。まあしばらくは目新しくて楽しいかもしれないけれど、そのうちアイスバーンの恐怖を味わわなければいいけどね。


Olympus  PEN-F G.Zuiko Auto-S 1.4/40  @ SONY NEX-7

初日の昨日はとても穏やかな一日だった。先発隊で入っていた同僚からは「もう寒くて寒くて死にそー」と伝えられていたけれど、ヒトの後始末をきっちりこなしてきたご褒美なんでしょうねえ、なんかとってもラッキイだったようですな。
そんな現場からは富士山が良く見える。住んでいる街からは富士山を中心に正反対側、宝永火口が左に見えるので表情がまるっきり違うし、冠雪の量も冬山らしい姿だ。

シゴトもなんとな〜く理解できてちょっと安心できた帰路、その現場のほど近くに「手作りハム&ベーカリー ando」というお店を見つけた。う〜む、やっぱり御殿場を中心とした県東部はこうした畜産加工業が盛んなんですよねえ、予定外だったけれど急ぎハンドルを切ってそのお店に立ち寄ってみたのよ。
店内のショウケースには美味しそうなハムやソーセージがたくさん並べられていた。焼きたてのパンも多種並んでいる。今夜は久しぶりに麻婆豆腐にでもしようかと思っていたのだけれど、こーゆーのを見つけてしまってはドタキャンは必至なのよね。
迷いに迷って「只今焼きたてで〜っす!」とばかりに湯気が上がっている『フライッシュケーゼ』を購入することに決めた。ドイツでは比較的にポピュラーなものらしいけど、こちらファーイーストでは珍しい食べ物でしょうね。何を隠そうこのボクもお初となるものだ。


Carl Zeiss Jena  Tessar 2.8/50 (Zebra)  @ SONY α7

見た目はミートローフに似ているけれど基本はソーセージと同一、違いは腸詰にするか型に入れて焼くかの違いだ。このお店の『フライッシュケーゼ』は粗挽きにしてパプリカや香辛料を利かせて調製したもので、食欲をそそるその香りやプリプリとした食感が素晴らしい逸品だった。

しかし御殿場高原とその周辺にはこうした工房がたくさん存在し、しかもそのどれもが美味しいという稀な地域なのだな。ちょっと清里のある信州八ヶ岳方面と似ている自然環境や農業・畜産業の隆興がそうした特色を生み出しているのだろう。
思い出したのは、某精肉店の『馬刺し』とか某鶏肉加工業者の『スモークチキン』そして某食品加工会社の『プレスハム』…と考えてもみればコチラではいろいろと美味しいものを過去に購入してきては楽しんだものだった。
う〜む、今回の現場は期間が短いらしいけど、そのうちのひとつやふたつはまたトライできるかな。まあラクな仕事なんてないけれど、こうしたお愉しみがあれば少しは慰みにもなるってもんさ。
寒い寒いと思っていたこの季節も、あちこちで芽吹く樹々も見られるようになり暖かなシーズンが目前に迫っていることがよく判る。そして偶然見つけたこの『フライッシュケーゼ』も春を見つけたようなキブンにさせてくれるものだ。ところが困るのはそーゆーものに合わせるアルコールですよね、なんかまるで義務のように組み合わせを探らなければならないのが楽しい苦しみなのでもある。




手作りハム ando
http://www.ham-ando.jp/
静岡県駿東郡小山町用沢1387-1
TEL=0550-78-2002
ACT=10:00-18:00 水曜定休+第一火曜日




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先週の日曜日のフォトなんですが
当家の梅が二分咲きくらいになりました



Tokyo Optical  Topcor 3.5/50 (Retractable type)  @ SONY α7




このフォトではまだまばらな開花ですが
それでもなんだか嬉しいものですな



Tokyo Optical  Topcor 3.5/50 (Retractable type)  @ SONY α7


それから一週間
今日は八分咲きくらいになってますよ
でもねぇ曇天でしてね
ちょっと撮影意欲が湧き上がってこないのです
まあそのうちチャンスはあるでしょう
より美しい姿のフォトは後日…






元ルーさん
おはようございます!
雪かきはおろか働くことも不可ですか…生活は大丈夫なのでしょうか。お大事になさって下さいね。
キャプチャーは外気温が3℃以下になると「RISK OF BLACK ICE」という警告表示がメインパネルに出てくるんですよ。それを見るといつもワクワクするんです(´▽`*)アハハ