春先までね『ヤナギダコ』のブツ

梅の花が散ってからまだほんのわずかな期間しか過ぎていないのに、その枝にはこうして梅のベイビイちゃんが登場しているのである。葉先が赤い新芽と共にぐんぐん成長し、二か月後の梅雨のころにはリッパな実になってその収穫タイミングに悩むのだろうなあ。風雨に負けず頑張ってくれ!


Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  @ SONY α7

さてハナシは変わるけど、タコの種類は世界規模だと約200、日本近海では60種ほどが生息している。一般的に流通しているのはマダコやミズダコ、そして少しマイナーなイイダコとヤナギダコを含めると4種類になる。
先日その北海道産ヤナギダコをスーパーで見つけた。おおっ、珍しいじゃないか!静岡ではほとんど出回ることのないヤナギダコは主に東北や北海道の太平洋沿岸で漁獲されるのだからね。旬は秋から春先まで、いよいよシーズンもお終いのタコちゃんなのだ。
さっそくその日の晩酌の肴としてブツにしてみた。以前に購入してあったモーリタニア産冷凍タコはキュウリのスライスと共に韓国風の和え物にしてテーブルに並べては共に食したのだけれど、やっぱりタコ本来の旨味や香りはコッチに軍配が上がるなあ、それに酒も進んで困るじゃないか。


LZOS  INDUSTAR-50 3.5/50  @ SONY α7

そんなヤナギダコのブツを食しながら思い出したのは、以前に北海道水産局の文献でメにした興味深い記述である。なんでもこのヤナギダコは一生に一回しか繁殖行為をしないらしい。ええっ!?本当かい…一生に一度のセックスならさぞかし激しく燃えてモクテキを達成し、その後は静かに余生を送る…なんてストイックなタコなんでしょ。いちど知った快楽は著しくその煩悩を喚起するものだ、エロおやぢテキ人生では有り得ないことだなぁと思うし、またそーゆー定めとしての生物ならちょっと可哀想な気もするけどねえ。美味しくいただいてきっちり供養してあげましょうか。
そんなヤナギダコね、年中食べられる冷凍輸入タコも悪くないけれど、次のシーズンまで楽しみに待ってますよん。




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橋梁の 陰にも春の うららあり



Nikon  AF-S NIKKOR 3.5-4.5/18-70G ED  @ Nikon D40

東名高速道路の橋梁下。日陰だし、ロケーションも良くないし、それに周辺道路が供用されてないから誰も来ない。
それでもこうして桜は咲く。
何十年か後にはきっとリッパな樹勢となり、美しい姿を見せてくれることでしょう。キレイな桜風景にはもちろん心躍るものがありますが、こんな日陰の若い桜も大切に見守ってあげたいキモチになります。