諸説紛紛『たぬきそば』に関する考察

連休も明けて「さあこれから頑張っちゃおー!」なんて珍しく思ったりもしていたのに、いきなりステーキ!じゃなくっていきなり大雨休工…なんてこったい、これじゃただでさえナマったカラダと脳味噌が腐っちまうじゃないか。まあシカタないよねえ、なるようになるさってなもんだ。

そんな雨の庭には柚子の花がたくさん咲いていた。雨だからあまり強くはないけれど、それでもほのかに漂ってくる香りがやはり柑橘なのよ、いい匂い。
なんだかいつまでも眺めていたいような雨の風情なのですが、こーゆー日は読書なんぞが非常に捗るものでありましてね、買い溜めしてあった書籍の消化には絶好のチャンスなのですな。
そしていつものようにメンドくさがるお買い物ね、シゴト帰りにはチャチャッと済ませてくるくせに、休日の買い物は何でそんなにコシが重いのか…というのはきっと平日より混雑している道路とスーパーの売り場ね、きっとソレがイヤなんですな。
そんなわけで冷蔵庫や食品庫にある食材だけで昼めしを賄ってしまおうとするエロおやぢなのですよ。あれこれガサゴソ探すと冷凍庫の隅から某老舗蕎麦屋さんでいただいてきた“天かす”がでてきた。蕎麦屋の天かすってのはナゼか美味いんですよね、こいつを温かい蕎麦にザザッと乗せて食せば超美味な『たぬきそば』がアッと言う間に出来上がりなのさ。
おいおい、ちょっと待てよ!天かす乗せりゃ『たぬきそば』ってちいと安易じゃありませんか?それにその信憑性も非常に疑わしいものであるなんて意見もあるし。


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そう、調べてみるとまあ出てくるわ出てくるわ…様々な『たぬきそば』がねえ。てっきり江戸のタヌキは“タネ抜きの天ぷら”つまり具材が入っていない天ぷら(=天かす)を入れたものを指すのかと思っていたのだけれど、その色やカタチからタヌキを想像したとか世田谷区砧(キヌタ)の逆さ読みという説もある。
それに対し関西じゃ“あんかけそば・うどん”のことだと思っていたらそれは京都だけの話で、大阪に行くとキツネそばのことを『たぬき』と呼びうどんはフツーに“キツネうどん”…と、まあ何がなんだか滅茶苦茶でワケわかんな〜いみたいな理解しか出来ないのよ。もっと詳細に記述するとこの駄文日記のフォーマットでは膨大なスペースが必要になるので、ざっと大まかな説明しかしていないけれど、実際はもっと複雑でしかも地方までの呼称を含めるとトンデモナイことになってしまうのね。まあ相手がタヌキですから化かされたと思えばいいんですけど…って考察になってませんな。これじゃ大学の論文提出じゃ「不可」の成績しかいただけませんねえ。




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束の間の 栄華を纏う 黄の薔薇よ



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一昨年静岡市清水区の花屋さんで購入してきた黄薔薇ですが、蕾から開くと一日持たない花期の短さに少し落胆してしまいます。もう少し長く持ってくれてもいいのにねえ…と思いますけど。
ところが先日の雨の日に面白いことに気が付きましてね、開いて散る前のほんの短い間だけ白っぽくなって紅色が射してくるのですよ。これがまたけっこーキレイなんですねえ。黄色のゴージャスな衣装も、白地に紅の可憐さもほんの束の間。短命な薔薇もまた愛おしくなります。


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大雨から小降りに
それでも梅の新枝若葉は赤い先端を空に向かって伸ばし続ける
こいつらが育ってきて庭がちょっと暗くなってましてねえ



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