ガイヤーンの夜明け

ときにはアジアン・エスニックもね

たまに視聴する番組に「ガイアの夜明け」という経済ドキュメンタリー番組がある。アパレルなどの流通関係や金融・不動産のアレコレには全く興味はないけれど、ときどき食に関するものもテーマとなっていたりして面白いこともあるので新聞のテレビ番組欄チェックを怠ることはない。
そんなある日“外食チェーンの栄枯盛衰”を取り上げていたことがあって、かつてそうした業界に関りがあった身としては「あんまりいい思い出はないけど…でもソレが人生の肥やしになっている部分もあるかなあ」なんて想いに耽ってみたりもするのよ。それよりも東京の機械商社で営業技術のシゴトをしていたころはバブル末期とは云え超多忙を極めていたけれど、オンとオフの切り替えがハッキリしていてそれなりの充実があった。なにせバブルですよ、サイフにはヨユーがあったし外食するにしてもよりどりみどり、随分といろいろな新しい世界を知ったものだ。
そのひとつにアジアン・エスニックというものがあった。それまでは欧米一辺倒だった食の世界に東南アジアや近隣諸国の民族料理が突然やってくるのである、そりゃ面白くて面白くてたまんない。そして喰ったこともなかったタイ料理になかなかの感動を覚えたりもしたのだな。
この『ガイヤーン』はタイ風の焼鳥、串に刺したものからまるごとグリルするスタイルまで様々だけれども、ニッポンの焼鳥との大きな違いはその調味と香辛料使いにあるのね。


Nippon Kogaku  NIKKOR-S Auto 1.4/50  @ SONY α7

ナンプラーパクチーといったクセの非常に強いものが組み合わさって、アジアン・モンスーンを想起させるカオスが生まれる。あぁベタっと蒸し暑くて気温も高い日常にはこんなスパイシーさが必要なんだなあ…と改めて実感する。美味いじゃないか、冷えたビールがたまんなくイケるってもんだぜ。
本格テキにやろうとするとけっこータイヘンかもしれないけれど、安定成長が熟した平成ニッポンに於いてはイージーに利用できる“ガイヤーンの素”みたいな調合調味料もカンタンに入手出来るし、パクチーだって昨今のブームのオカゲで哀愁のイナカ町スーパーでも扱っているくらい、一般ヤサイと同じにポピュラーなものになった。そうね〜バブルのころでさえパクチーなんてデパ地下でしか入手できなかったもんね、こうしてシゴトを終えて帰宅してから『ガイヤーン』を作り始めてもかなり美味しいものがいただけるのよ。まさに“ガイヤーンの夜明け”がやってきているのだな。




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お刺身のパック


お刺身のパックと云っても
ナカミの話ではなくてその容器のことです
先日ナニゲに容器を眺めていたら
なにやら文字表記があるじゃありませんか
「まえ」ってね



きっと盛りつけするヒトが間違えないように
そうしたマーキングをしてあるのでしょうけれど
トレーの形状を常識テキに考えれば
判りそうなもんですけどね
まあそーじゃないヒトもいるかも知れないってことですか
世の中には地図が読めないヒトもいますから