北海道産 生秋鮭のムニエル
もう気配どころではなく秋は本番なのだ。美味しい食材が目白押し…なんとも嬉しくそして悩ましい季節でもある。べつに食事制限があるわけでもないし(厳密に言うとあるのですが無視してます)経済的に困窮しているわけでもないのでスキなもんをスキなだけ喰えばいいのだけれども、若かりしころのようにアレもコレもとやたらハラいっぱい摂食することが出来なくなっているのが寂しいのよ。
だからこそ“少量でも質のよいもの”を求める傾向が強くなった。そりゃ安いに越したことはありませんけどね、世の中そう甘くはありませんから。
そんなある日、例によってシゴト帰りのお買い物中に「北海道産生秋鮭」を見つけた。“今が旬”とキャッチコピーも大書してあって、たったひとつだけ鮮魚コーナーにあったそのパックはヒトに取られないように即カゴに入れるのよ。
周りを見回せば焼魚用にフツーの切身にされたものばかりで、大ぶりにズバリバ〜ンとカットされているのはコレだけだ。チリサーモンの大きなカットものもあったけどやはり品質では北海道産、しかも生の鮭ときたもんだ、いかにも「ムニエルにしてちょうだいね」と言わんばかりのパックなのだな。もちろんその日の夕食はソレで決まりさ、あとは白ワインを冷やしておくだけね。
KMZ JUPITER-8 2/50 @ SONY α7
駄文日記にこの料理を取り上げるのは初めてかも知れないが、ジツはごく近い過去に何度かムニエルを作っては食しているのよ。オカゲでその腕前もすっかり上達し、まるでフレンチのシェフが提供してくれるような仕上がりにかなり近づけることが出来るようになった。
ひとつ残念なことは欧州の食紀行番組などで件のムニエルを調理している映像では、もうコレデモカ!ってくらいにふんだんにバターを使用しているのだな、一人前の料理を作るのに1£くらいの量をヘーキで投入している。おいおい、そんなに使ったら損益分岐点超えちゃうよ…ってね、欧州ではきっとバターはそう高価な油脂ではないんでしょうね。聞くところによりますとパリ(物価高で有名)でもニッポンの半値以下だと云うではありませんか、なんとも羨ましい限りです。
とゆーワケでボンビなエロおやぢはバターにオリーブオイルを加えてガサ増やしをしてはムニエルの真似事をするわけなのですよ。まあそのズルい作戦も“ニッポン人好みのさっぱり系はんなりバター風味”となってくれるわけでして、あながち寂しい思いばかりではないことを申し添えておきます。いやいや…めっちゃ美味しいですよ、今が旬です北海道産生秋鮭。
よく冷えた白ワインがこの美味しさをますます引き立ててくれますが、辛口のスパークリングワインならよりベター。ガロニはやはり北海道産のジャガイモがいいかな、旬の取り合わせってやつで相性が抜群なのですよ。あとはあればディルとか…ってキリがないじゃん。
今朝の富士山
傘雲に連なってゆく長〜い雲
冠雪が少しだけ増えたかな
06:34AM, October 20. 2018. @Fujinomiya-City
RICOH XR RIKENON 2/50 @ SONY α7
ムー吉殿
お祝いのメッセージありがとうございます。
三年前は大活躍だったスタッドレス、昨年一昨年と無しでもよかったくらいでしてね、なんだかすんごく損した感(´▽`*)アハハ でもやっぱりキリッと空気が冷たい冬がスキですよ。
食のこともそうですが、身の回り全ての事柄に対して質を求めるようになりましたね〜この齢になると。なんかこんなゼイタクしちゃっていいのかな…なんて時々思いますが、わかっちゃいるけどヤメられない(´▽`*)アハハ