今年はまずまず

地元のチカラ『茹でシラス丼』

黒潮の大蛇行や台風被害で散々だった一昨年に比べ、今年はまずまずといった感じの静岡県内シラス漁。スーパーなどでは相変わらず“旅のもの”(近隣を除く遠い地域からの入荷物)も売られてはいるけれど、やはり鮮度の高い県内産が第一の選択となる。
ただ同じ地元産であってもナゼか「上物」と謳われたパッケージもある。お値段はレギュラー品に比べて3〜5割高、パッと見はそう変わらないけれど、よ〜く見ると表面のツヤとか細部のシャッキリ感が違うし、なによりふんわりした風情がたまらなく食欲をそそり翌朝の献立は即決定されるのよね。


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小ぶりな丼に炊きたてのゴハンをよそい、刻み海苔をハラリと散らす。そこに件の上物茹でシラスをたっぷりと乗せてやる。おろしワサビが唯一無二の必須薬味であって、間違ってもおろし生姜などを用いてはならない。そして最後にお醤油を少量まわしかける。好みで細めの青ネギ小口切りを散らすところまでは許容範囲だ。ボクは無しでもいいと思ってますけどね。
茹でシラスの塩分は時期によって濃淡があるので、最初にちょっとだけお味見したうえでかけるお醤油の量を加減したい。せっかくの上物ですからねえ、ショッパ過ぎてがっかり〜みたいな失敗を犯さないためです。
あぁ、美味くてたまりません。シアワセです。はんなりとしているのに印象強くもある海の滋味が押し寄せる波のように快楽をもたらしてくれます。う〜ん、地元のチカラですな…毎日喰っても飽きないような気もします。





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さらに深く


クチナシの色づきはさらに深く
霜月も半ばにさしかかり
そう 立冬なんですよね



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