予約して食したランチ

なつかし珈房 古時計 の『ハンバーグステーキ』

アンティーク時計に囲まれてモーニング…ってのが目的で行った「なつかし珈房 古時計」さんですけれど、『ハンバーグステーキ』も自慢のひと品ってことをそこで知り、どうしても喰いたくなって予約してしまったボクです。

MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

お店の方に「12時ちょうどには既に予約が6つ入っているから11時50分に来店してください」と非常にシビアな設定で予約を受け付けていただいたのです。近年はちょっとしたことで「待たされた」だの「売り切れだった」などとクレームをつける客が多くなっているので、お店の方も神経質になっているのかも知れないなあ。

ネットでそのお店の評判を知ることが出来るサイトもたくさんあって、ボクもそのいくつかに投稿したりもしてはいるけれど、中には「えぇっ?それってオマエの単なる個人テキ嗜好じゃないの?」みたいなものも多くて、本当にアテにならない。
そして店員の態度にハラをたててボロクソにけなしているクチコミなんぞも多くメにしますけれど、その前に「アンタのタカビーな振る舞いに店員さんがキレたんじゃないの?」と想像できるものもまた多くありましてね。実際ボクもそーゆー客をいつもメにしておりまして、なんでそんなにエラソにするの?お店や店員はアンタの下僕じゃないんだよ!と言いたくなるケースを数多く経験しております。そりゃ店員さんも気の毒だよなあ、よくガマンしてるぜ…といったことが何度もありました。
ボクですか?たいていはお店側には親切にしていただいておりますよ、こちらも大切な食べ物を提供していただいている立場ですからソレナリな神経を払って接してますしね、客は料理を美味しくいただいてその対価を支払って初めて対等な立場である…とキモに銘じておりますから。あぁ逆も一緒です、心を込めた料理を提供して喜んでいただくのですから、そのお代金をいただいて初めて対等な立場となるのが飲食店側と。そのプロセスとなる関りに於いてはマナーとか常識や心遣いがとっても大切なものなのですよ。

なんだか予約云々でハナシが脱線してますね、肝心な『ハンバーグステーキ』について語りましょうよ。
ぐつぐつ鉄板提供ってのは有難いものです。ふっくらジューシーに焼きあがったハンバーグに風味豊かなデミグラスソース…あぁ本当に美味しい!一所懸命手作りしていることはひとクチ食せばスグに判るってもんさ。
ガロニはスパゲティーとソテーしたホウレン草にコーンというシンプルなものだけど、主役のハンバーグの引き立て役なんだからこれで充分、過不足なくその役割を全うしているのよ。美味い。これはどんな方にもオススメ出来る逸品ですね。
フォトでは後方でボケてしまってはおりますけれど、サラダも手ヌキなく作られておりまして美しい盛りつけ+適度なリュームと満足です。セットですからライスやカップスープも付いてますからね、これで¥700って云うのは信じられないハイパフォーマンスです。
ボクのアトから予約の方々が来店されましたが、みなさんこの『ハンバーグステーキ』のほかに『ハンバーグあんかけ鉄板スパ』『ハンバーグカレー』なんてものを食しておられるわけです、めっちゃ美味そうです、シアワセそうです、羨ましいです、はい。あぁ、何度もこちらに来れるなら絶対に食べてみたいものばかりだよなあ。

街なか洋食屋さんの鉄板ハンバーグってカンジで非常に良質なものでした。ふうっ、と満ち足りた食後のひととき…そう、コーヒーもいいんだけどね、ここは「古時計 Original Menu」という特製クリームシャーベット『ミルクセーキ』を注文しようではありませんか。
ジョッキにミルクセーキとバニラアイス、生クリームとチョコの焼き菓子が添えられていい感じです。これもイナタいお味で好きですね、バニラアイスがミルクセーキの中でシャーベット状に変化してゆくのを舌で楽しむ…そんな面白さも味わえる食後のデザートです。

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MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

いいお店だと思います。
コツコツ・コチコチと刻まれるアンティーク時計の歯車の音、時々ボ~ンと鳴る鐘…素敵じゃありませんか。日本製ばかりでなく欧米諸国のアンティーク時計も数多くありまして、その精緻な細工にも目を奪われるわけです。
つくづくいいお店だなあ…と感心するのです。


なつかし珈房 古時計
http://aichi.j47.jp/furudokei/
愛知県清須市西市場4丁目5-13
TEL=052-400-3647
ACT=7:30-19:00 木曜定休




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萩の寺

萬松山 圓光禅寺

秋の風物詩について語るのはちょっと早すぎると思うのですが、その彼岸のころに咲く花として「萩」もそのひとつです、なんてったって草冠に秋ですから。
その「萩」が境内にたくさんあることで有名なお寺があるらしいのです。先日訪れた「矢合観音」さまの門前町入口に「萩の寺 円光寺」という立て看板を見つけ、ふう~ん…近いみたいだから行ってみようか…と歩みを進めてみたわけです。

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まあ未だに夏にさえなっていないんですから「萩」の花なんて咲いているわけがありません。きっとその時期になればまるで萩図鑑のように多品種の「萩」が境内に咲きそろい、それが終わる頃には美しい紅葉が待っている…というお寺なのでしょうけれど、この時期は特にはな~んにもないのでありました。

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Ernst Leits M-ROKKOR 4/90  SONY α7

それでも青々とした楓の葉が涼し気で、静かな境内にそよそよとしているのでして、萩だ紅葉だと押し掛ける人混みの中で参拝するのとは大違いです。ボクはどっちかと言えばコチラのほうが好みですね、清々としていて。
臨済宗妙心寺派の禅寺、本来正式には円光寺という名称ですが、同市内にある「天台宗の円光寺」さんと区別するために「禅」という字をその前に付けているそうですよ。


萬松山 圓光禅寺
愛知県稲沢市矢合町山屋敷3424
TEL=0587-36-2560