よくある料理、和風ハンバーグってやつですね。
デミグラスソースで仕上げてあったり、とろりとしたチーズがトッピングされたスタンダード洋風はもちろん美味しいものだけど、お醤油をソースのベースにした和風仕上げは「スタミナはつけたいんだけどね、さっぱりしたやつが欲しいんだよ」って時にうってつけなのですな。
一般のレストランなどで食す場合、和風ハンバーグと謳った料理にはたいてい青ジソと大根おろしの鉄壁コンビとも言えるトッピングがされていて、そこに生醤油を垂らして食すものが多いのね。
もちろんソレも悪くはないけれど、もうひとヒネリと言いますか、もっと複雑でリッチなお味の演出のためにちょいとばかりテマヒマかけると「ソコラの店じゃ喰えねえぜ!」みたいな逸品にありつけるのですよ。
そう、ボクの場合『和風ハンバーグ』といえば当家のオキテ(とカッテに決めた)、このレシピでキメているのです。
先ず長ネギをザザッと笹切りにしたものをオリーブオイルで軽くソテーしておきます。
お好みでタマネギのやや厚めスライスを一緒にソテーしてもいいんだけど、ちょっと甘くなりすぎるきらいがあるのでボクは入れないことにしています、ご参考までに。
細い笹切りにした青葱(あさつきなど)と青ジソの千切り、あれば茗荷の細切りを加えても結構、そして生姜をきちんとすりおろしおくこと。努々市販のおろし生姜なんぞを使ってはなりません、せっかくの夏野菜料理が台無しになってしまいますからね。
焼きあがったハンバーグにソテー長ネギ、細切り香草類、おろし生姜の順にトッピングします。
ソースはフライパンに残ったハンバーグの脂に醤油を加え、さっと火を入れたものをこの上からジャジャッとかけて出来上がりです。
そりゃめっちゃ美味いですよ。もっともこのレシピだとハンバーグの肉質や調理のクオリティーがモロに出てしまうので、出来るだけ上質なパティーを準備し慎重な調理をすることが必要になります。
な~んちゃってね、テキトーに作っても美味いですからご心配なく。
■ サルはスベるけど
ケロ助は指先吸盤があるのでスベらない
そんなことより早く涼しくなって欲しいんですけど