喫茶めしの異端児

喫茶 ニューアサ の『特製ラーメン』

爆盛りで有名なお店が祖父江にあるらしい…ってウワサを聞きつけて、早速行ってみました。いい齢こいて爆盛りに食指を動かすなんて如何なものかとは思いますけれど、煩悩に満ちたエロおやぢは性懲りもなくそうした欲求の実現を画策してしまうのであります。

住宅地の中なので細い路地もあって随分と難儀した行程ですが、到着してみると看板がいくつも立っていて大いに目立つ喫茶店です。
ん?焼肉って看板もあるけど、喫茶店なんだよね…ちょっとヤレの強くなったお店の前に立つと、エントランスのガラスには「ひみつのアッコちゃん」がバ~ンと描かれているわけね、どーゆー意味合いがあるのでしょうか。

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店内は外観とは違ってウッド主体のインテリアで、レンガ風の壁があったり白いクロス張りだったりして近年改装した痕跡があります。なんだかちょっとファミレスっぽいフンイキもありますけれど、長ソファなどはないため子供連れや主婦の長話アフタヌーンといったシチュエイションはなさそうです。

茶店ですから当然モーニングサービスも提供されておりまして、それはそれでなかなか結構なものらしいのですけれど、今回は昼どきの訪問ということで「喫茶めし」が目的なのです。

ニューアサ_190714 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


件の爆盛りは『カツカレー』とか『鶏の唐揚定食』などがその代表例のようですが、ラーメンをしばらく食していなかったボクはそのメニューの中から『特製ラーメン』ってやつを注文してしまいました。喫茶店でラーメン…ってねえ、ちょっと違和感のあるものですが、まあ以前にもそういった経験だってあることですし、ナゴヤの喫茶店ってのは何でもアリなんですな。

ニューアサ『特製ラーメン』   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

いや~スゴいラーメンですね。どっか~ん!です。
トレイに置かれた割箸と比べていただければ判ると思いますが、ドンブリは通常のラーメン丼に比べるとかなり大きいものです。(遠近感が自然…つまりヒトの視覚に近いレンズを使って撮影していますので、スマホで撮影するような誇張した画像ではないことを申し添えておきます)

そして上にトッピングされた板海苔をめくってみると、その下にはドンブリにメいっぱい…麺を覆いつくさんばかりのチャーシューやメンマと刻みネギが乗っているのでありました。

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喰っても喰っても減りません、アセダラ必死になって柔らかなバラ肉チャーシューやメンマを頬張り、スープをズズッと啜ります。なかなかのお味です、けっこー美味しい部類かとは思いますね、とても喫茶店のラーメンってレベルではないのです。まさに喫茶めしの異端児でしょう。

もうハラ一杯です。カンペキな満腹状態です。しかしそのお味には満足なのでウンザリとか喰い飽きたという感覚はありません。お会計時に店主らしき男性がレジに立って下さいましたので、その旨をお伝えし「因みに麺の量はどれくらい入れてるのですか?」と尋ねたところ「三玉…くらいかなあ」と苦笑いのような表情で答えて下さいました。道理で異常なくらい胃袋が膨らんでいます。
お会計は¥750、めっちゃ安いじゃん。

モンダイはそれからなのでありまして、宿舎に帰ってからどうにも身動きがとれなくなりましてね、日ごろ「やることいっぱいで寝てるヒマなんてないもんね」というエロおやぢもサスガにベッドに横にならざるを得ませんでした。
そして夕食はとうとう食べる気が起きませんでした、こーゆー経験は久しぶりです。


喫茶 ニューアサ
愛知県稲沢市祖父江町祖父江北川原 220
TEL=0587-97-2054
ACT=7:00-18:00(日曜のみ~14:00) 火曜定休




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