予定に終わった冷製パスタ

タコのフェデリーニ

盛夏に乗り込む前に冷製パスタのための乾麺を購入しておいた。フェデリーニと呼ばれる細麺でありまして、スパゲッティーカッペリーニの中間くらいの太さがいい感じに冷製パスタとしてハマるわけです。たまらなく美味しいんですよね、この麺を使った冷たい料理。

ところが静岡に戻ってからのシゴトがとってもキツくてですね、肉体だけでなく精神テキにも苛まれ続けたわけでありまして、帰宅直後はもちろんですが休日の活動でさえ「メンドくさいから今日はヤメヤメっ」みたいな状態が続いてしまったわけですよ。そして気が付けばもう九月…まだまだ残暑に辛いものがあるとは言え、なんとな~く冷製パスタってフンイキではなくなってしまっているのですな。う~む、ちょっと怠慢し過ぎました。

で、どーすんの?この細麺… ですよねえ、なんとか美味しくいただいて上手く使い切りたいじゃありませんか。そんなわけでタタッと作るイタリアン、『タコのフェデリーニ』劇場の開始なのであります。

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劇場ってねえ、大袈裟過ぎますよ。ええ、ベツに大したもんじゃありません、冷凍庫にストックしてあった刺身用蒸しタコ足を削ぎ切りにして、ペペロンチーノ風に調味するパスタの調製途中で加えてやるだけです。かな~りタタッと作ることが出来る、という点に関しては偽りはありません。

美味いです、ハッキリ言ってヘタなレストランじゃ味わえない美味さがあるのでして、意外に品の良さも兼ね備えたひと品でもあります。何と言ってもこのフェデリーニに負う部分が大きいのではと思いますよ、メーカーが DE CECCO ですから麺の表面がちょっとカサッとしていて、薄くなりがちなオイル系ソースをしっかり絡め取ってくれているところがいいのです。
あぁ美味しい!ズボラしてないでもっと早く作って喰えばよかった。
予定では鴨ロースの燻製をネギと一緒にバルサミコソースで和えてやる冷製パスタだったんですけどねぇ季節は過ぎ去ってしまいまして、こんな風に温かいパスタを作っては食すわけです。

まあ美味かったんだからヨシってことに… 
いやいや、そーゆー問題じゃないと思いますけど。





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