焼鳥

タレか塩かはその日のキブンで

久しぶりに焼鳥が食べたくなって串打ちに勤しんでみました。モンダイはその味付けです…煩悩充満のタレにするのか、それともジェントルでストイックな塩でキメるのかはその日のキブン次第なのですよ。
まあキホン的にタレが好みですが、たま~に塩が無性に喰いたくなる時もあるってもんでして、特に今回のように国産の銘柄鶏肉などを入手してきた時は、やはり塩でその真髄を探ろうではないか…などとオトナぶってみたりもするのです。

焼鳥   Asahi Opt. Super-Multi-Coated Takumar 1.8/55  SONY α7

寒期に入り甘みを増した根深葱がまたいい相棒です。よく " 鴨葱 "(鴨が葱を背負ってやってくる)なんて例えがありますけれども、鴨じゃなくたって鶏でも上等です。あれ?ちょっと例えが違うか…まあいいでしょ、とにかくそーゆーことです。

焼鳥の他にテーブル準備したものはコハダの酢〆に自家製の白菜漬け…このテの肴には日本酒がジャストフィットするのですが、つい飲み過ぎて翌日の体調に支障をきたすだけならまだしも、例のビョーキのトリガーになるような気がしてついつい量を控えてしまいます。

ところが呑み助としてはアルコール摂取量の不足が否めないのでありまして、何かベツのアルコールを探してしまうのですねえ、ホントにイヤラしい。
で、少し前に気まぐれで購入した芋焼酎が未だ残っていたことに気が付いてしまったりもするのです、シゴトの肝心なことはすぐに忘れるクセに、こーゆーことはちゃんと憶えているってどーゆー脳ミソしてるんでしょうねえ、まあ悪いことではないとは思いますけどね。

滅多に焼酎はいただかないのですが、何のハズミか入手したこの焼酎「あけ紫 魔界への誘い」が美味いのなんのって!もうヤバヤバでやんす、結局日本酒の量を控えたのにそれをチャラ以下にしてしまう量を飲ってしまいヘロヘロに。でもこいつはもういちどテに入れたい、年末の買い出しの時は忘れないようにしないとなあ。
 
 
 
 

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庭の楓は紅葉のピークに


若干遅れ気味だった当家の庭の紅葉
楓がその鮮やかな色でメを楽しませてくれておりますが
朝夕と日中の寒暖差が激しくなったせいか
少し体調を崩しているエロおやぢであります


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FED INDUSTAR-10 3.5/50  SONY α7

またもやロシアンルーレット…じゃなくってロシアンレンズの登場です。この " FED INDUSTAR-10 3.5/50 " というレンズはドイツ製の銘玉 " Ernst Leitz Elmar 3.5/50 " のコピー製品なのでありまして、市場ではタマ数も多くたいていは一万円未満のお小遣いで遊べるオールドロシアンレンズとしてけっこー人気があるようです。ボクもこいつをウクライナから格安で取り寄せました、ほとんど未使用みたいな美品…未だにこんなレンズが掘り出されてくるのですねえ、さすが製造元のロシアです。

ボクはこれまで最終型の " INDUSTAR-50 " と中期型 " INDUSTAR-22 " を所有しておりまして、この最初期の " INDUSTAR-10 " の入手によってロシア製エルマーコピー三兄弟のコンプリートとなりました、正直嬉しいです。本家のエルマーと四本で撮り比べ…なんて酔狂なマネもしてみたいところですが、なかなか時間が許してくれません。

ニッポン製のエルマースタイルレンズもありまして、キャノン・小西六・東京光学の三本はゲット、あとは日本光学と千代田光学(のちのミノルタ)のものを物色中なのです。千代田光学のものは比較的入手しやすいんだけど、日本光学の沈胴50mmは滅多に出ないうえに非常に高価。宝くじにでも当選しないと買えないかもね…って脱線ですよ、元へ。

さてそんな " INDUSTAR-10 " の写りです。上のフォトのように順光や半逆光程度ならフツーにキレイに結像します。モノコートなので発色はシブ目ですがリバーサルフィルムのようなシュミレーション調整をかけるといい感じになります。

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FED INDUSTAR-10 3.5/50  SONY α7
 
ところが光源がモロに入るようなアングルをとるとその画像は豹変するのでありまして、ここらへんは先日アップした " LOMO T-43 4/40 " と似た傾向になります。さらに少しプラス方向に露出補正をかけてやるとパンキッシュな映像になってコーフンさせられますよ、こりゃたまんねーぜ!
ただ解像力はソレナリと言いますか、ハッキリ申し上げますとイマイチ(と言ってもひどく悪いわけではありません)なのですが、絞りこんだらもう少し印象は変わるかも知れません。ノスタな作品創りにはかなりいいかもね。今回はテストを兼ねた撮影、紅葉の楓をモチーフにしたのでなんだか友禅の着物の柄みたいなフォトになりましたけど。