カニチャーハン

ご褒美として

先日この駄文日記にエントリーした " 特大タラバガニ " の続編です。
そう、いちどこーゆーことをやってみたかったのです…もうコレデモカ!ってくらいカニ肉をどっさり入れたチャーハンですね、こいつを肴にビールぐびぐびぷは~ってやつですよ。

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カニチャーハン   OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 2/50  SONY α7

そもそもカニチャーハンって中華料理店ではチャーハン・カテゴリの中のキングですよね。フツーのチャーハン、エビチャーハンを両脇に従え「どうだ!まいったか~」とフンゾリ返って仁王立ちする姿に、誰しもがアコガレを抱くものです。

ちょっと自慢話めいていますけれど、これだけカニ肉とその脚棒肉をフィーチャーしたチャーハンてのは横浜中華街の名店と云えども存在しないのではないでしょうか。
そりゃそーですよね、商売ってのは客の要望と提供者の経済テキ報酬とのバランスなんですから、こーゆーことをするととてつもない金額を提示せざるを得ないわけです。因みの今回のカニチャーハンをざっと試算すると一万5~6千円いただかなければ採算がとれませんです、はい。もうお解りかとは思いますけれど。カニの原価だけでなく光熱費・人件費・管理費なども含めてお店で提供する場合の計算ですからね。
ですから例えメニューに載せたとしても注文する客は年に数人…てのがいいところでしょうか、いろいろな意味で維持が難しい献立でしょうな。
まあ美味いにきまってます、タラバガニの胸肉はゴハン茶碗山盛り一杯分以上入ってますし、脚の特大棒肉だってたっぷり二本分…もうコメとの構成比率は50%くらいになってますから。あ~美味い…てか、喰っていて「美味い」って感覚よりも「スゴいっ!」という強迫に近い圧倒テキなプレゼンスで押し寄せてくるわけです。なんかチャーハンを喰ってるというよりは、カニ肉にコメを混ぜながらいただいている感覚です。
正直に申し上げますとチャーハンとしての出来は如何なものか…なのですね。ビールの肴としての役割は存分に果たしていますが、ソレ止まりってのが寂しい。まあ頑張ったテメーへのご褒美としてやったことですからバカみたいとは思いませんが、いい思いをしたからこれ以上はもう…てなところでしょうか。


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雨の朝


雨脚が弱くなってきたのでソトに出てみた
楓の枯れかかった紅葉がたくさん濡れ落ちている
意外に気温は低くはないけれど
やっぱり冬の雨は冷たいよねぇ


雨の朝… 濡れ落ち葉   Carl Zeiss Jena Pancolar 1.8/50 (Zebra)  SONY α7