■ 豊橋の名物といえば
先日ナゴヤ近郊まで行った時に購入してきたものが二つほどありまして、そのうちの一つが豊橋名物の『ちくわ』であります。シゴトで行ったはずなのに何でそーゆーことをしてくるのか…というご指摘はしれっとパスさせていただき、やはりシゴトよりもテメーの欲望を優先して生きているエロおやぢらしい解説で本日の駄文日記をしたためたいと思います、はい。
今はスイーツやカレーうどんなど名物がたくさんある豊橋ですが、脳ミソの硬くなりかけた中高年ならばやはり名産の代表は『ちくわ』でしょう。そして実際それはとても美味しいものなのでありまして、今年の正月にも静岡のデパ地下で購入してきては食した " ヤマサのちくわ " と云うものです。
新東名のNEOPASA岡崎ではパッセンジャーの利便性を考慮してか、同じヤマサさんのちくわでも「豆ちくわ」という観光バスの中でも食べやすいサイズのものを販売しておりまして、同僚や上司にバレない大きさの買い物をしたかったエロおやぢにとっては渡りに船テキな商品なのであります。
お味はもちろん抜群です。さすが江戸時代の文政年間に創業した老舗だけあります。田丸屋のわさび漬も同梱されておりますから、朝ゴハンのお供や晩酌の肴にはサイコーですなあ、あぁまた食べたい。
豊橋名産ヤマサちくわテレビCM
そして今でもこんなCMをときどきメにします。昔ながら…というか、銀塩フィルム&アナログ放送ブラウン管TV時代に制作されたタテヨコ比4:3のCMですな。なんか平和な高度経済成長の時代背景を感じさせます。0系新幹線がモチーフになっているのもステキです。
◆ ヤマサちくわ株式会社
https://yamasa.chikuwa.co.jp/
■ 岡崎なら
そして岡崎ですね、もう言わずと知れた「八丁味噌」発祥の地であります。けっこースキキライの多い八丁味噌ではありますが、ナゴヤとその近郊周辺では最もポピュラーかつ故郷の味として江戸後期から定着している調味料なのです。
長かったナゴヤ出張生活ではほぼ毎日「赤出し味噌汁」をいただきまして、しみじみと美味い汁だなあ…と思っていました。好物の「とんカツ」によく合いますしボクはスキなほうかと思います。
そんな岡崎に「オカザえもん」というキャラクターがあることを知りました。なんだかどこかで見たこともあるような気がしますけれど、実際にそのキャラクターをフィーチャーした商品を見るのは初めての事です。
NEOPASA岡崎には手ぬぐいや食器、菓子から御守りマスコットの類まであらゆるオカザえもんグッズが並んでおりましたが、ちょっと注目したかったのは袋インスタントラーメンまで存在していたことです。そしてポラのフォトはモノクロ撮影したものではありません、全てのデザインが白黒のものなんです…ズバッと潔いものですね。
味噌煮込みと云えば「うどん」と決まっていますが、そこにラーメンを持ってくるというパラダイムシフトに期待してしまいました。ただインスタント袋ラーメンなのにこれって¥270(税別)もするんです。ひと袋のお値段ですよ、ちょっと堀田栗蔵な気もしますが、まあ美味けりゃオッケーです。
食してみますとこれがまた優しいお味の「みそラーメン」なのでありまして、一般的な「味噌煮込みうどん」のイメージからしますと拍子抜けするくらいサラッとした風味です。美味いですよ…ちょっとCPはよくありませんが、きっちり岡崎特産品である八丁味噌のエッセンスを感じ取ることが出来ますし、買って後悔することはないと思います。
因みにこのラーメン、他の県はもとより岡崎以外の市町村では販売されていないようです。もちろん通販もなし。完全に岡崎限定ってホネがあっていいなあ。