■ 兵庫県産の新物
酢味噌派 v.s. 生姜醤油派
日本海側では春の風物詩と呼ばれるホタルイカ漁が始まってしばらく経ちました。旬は弥生・卯月・皐月とされてはおりますが、年間を通じて漁獲されるものなのだそうです。
エロおやぢの住む哀愁のイナカ町でも春先ともなればボイルした兵庫県産ホタルイカが「新物」というシールを貼られて店頭に並びます。ハシリのころは未だ手の届かない価格なので横目でニラんではスルーしておりましたが、このところボンビ君のサイフにもOKサインが点灯する状況になって参りましたので早速晩酌の肴にするわけです。
身肉はあっさりとしたお味ですが、何と言ってもワタの濃密でまったりした旨味がたまりません…あぁ美味いったらありゃしない。春先の出会いと云うことで新生姜の針生姜と山椒の新芽を添えていただきますけれど、いや~参っちゃいますねぇ、もう箸が止まりませんです、はい。冷酒も止まりませんです、はい。メンドなことになっている世の中を忘れたいキモチも止まりませんです、はい。
ところでその世の中ではホタルイカのいただき方に " 酢味噌派 " と " 生姜醤油派 " があるそうなのですな。
あ…ボクですか? ドッチもスキです。でも最近は茹でイカは針生姜(或いはアラレ切)がお気に入りでしてね、ただの生姜醤油ぢゃねーんだよ…というプライドみたいなものに生き甲斐を見出しております。
焼とんには粗切りトウガラシ
それはそうと、先日スーパーで見つけたチューブ入り香辛料に「粗切りトウガラシ」というものがありまして、まあそのうちに…と温存してあったのですが、この日「焼とん」を食すことになり、これ幸いにお試ししてみました。
ほぉ~、なかなかにイケるじゃありませんか。
なんか旨味のある辛さとでも言いましょうか、激辛ってわけでもなく、こうしたお料理には好適なものかと思います。ええ、美味しさをプラスしてくれる香辛料として活躍してくれそうです。平素は新潟の「かんずり」という唐辛子香辛料を愛用しているエロおやぢでありますが、たまにはこーゆー変化球も効果的ですな。