太麺焼そば

嗚呼 " 粉ソース " のイナタさよ

スーパーでよく売られている「三食入り 焼そば生麺」にはたいてい " 粉ソース " ってものが添付されておりまして、その香ばしい風味とお味がなんともスキなエロおやぢであります。
よく言われているのは「屋台の焼そばの味」とか「郷愁を誘う駄菓子屋の焼そばの味」…なのでありますが、屋台の焼そばはおろか駄菓子屋の焼そばも喰ったことのないボクとしましては過去のそういったシーンがフラッシュバックすることはないのであります。けれどもやはりなんとな~く昭和のお味と言いますか、決してナチュラルとは言い難いこのお味には麻薬テキな魅力があるのでして、近年購入機会の増えている食品です。

バロー 太麺焼そば

いつもはマルちゃんのそれを購入するのですが、今回はふとメについた岐阜県系某スーパーVのオリジナル商品に「太麺」ってのがありまして、ついつい浮気をしてしまいました。
因みに前述のマルちゃん製品は「流通経済研究所」が提供するPOSデータ分析サービス「NPI Report」によりますと、なんと日清カップヌードル各種や揖保乃糸そうめん・サッポロ一番みそラーメン・ママースパゲティーなど並み居る強豪を押しのけて堂々の売り上げランキング第一位!という快挙を達成し続けている長寿商品なのであります、スゴいですねえ。

太麺焼そば   FED INDUSTAR-10 3.5/50  SONY α7

で、この某スーパーVのオリジナル商品は岐阜県の下請けメーカーさんが製造しているものなのですけれど、負けず劣らずけっこー美味いのであります。しかも安い…三食で税別¥98ってさ、ホントにこれで利益が出てるんですか?ってウルトラコストパフォーマンスの極致なのではないでしょうか。
こういった商品はあまり凝ったことはせずに、シンプル&ストレートにその味わいを楽しむのが正解かと思います。ボクもどっさりザク切キャベツとニンジンの切れっ端に豚バラ肉をチャラチャラ加えただけです。
ん~もっちり太麺、イナタい粉ソースの風味、安っぽい紅生姜のパンチ…いや~サイコーじゃありませんか。キンキンに冷やしたビールでこいつを食すシアワセは誰しもが享受できる庶民派焼そばの雄、冷蔵庫に常備しておきたいお手軽食であります。



おやつだよ~   「靜岡抹茶みつ」

近年は熊本・福岡・鹿児島などの九州勢に猛追を喰らっている一位の静岡茶なのであります。ただ生産量だけでなくやはりその品質にも高評価のある静岡茶ではありますが、茶葉の消費が全国的に低下傾向にあることから危機感を募らせているのです。
県内の製茶メーカーさんは必死になって消費の拡大を画策しておりまして、様々な加工品や新しい形態での提供、そして海外への販路拡大などたいそうなご苦労をされておられるわけです。

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靜岡抹茶みつ_200503

そんな中、先日哀愁のイナカ町スーパーで見つけたこの商品はけっこーイケるんじゃないかという期待がありまして、早速購入してはおやつのバニラアイスにかけて食してみたりしたエロおやぢであります。

ところがこいつがイマイチでしてね、なんだかパッとしない風味なのでした。そんなに不味いわけではありませんけれど、静岡茶の良さが感じられないのですね、決して安いものではなかったので少々ガッカリなのであります。
ふとウラ書きを見ますと東京の食品メーカーさんのものでした。う~ん、出来れば静岡の名は冠して頂きたくなかった…というのが正直な感想であります。



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庭風景  ほぼ満開のハコネウツギ


ほぼ…と書いたのは完全に満開ではないからです
というのも満開になると先に咲いた花がシオレかかっていたりしているのでありまして
この九分咲きくらいの状態がハコネウツギが最も美しいタイミングなのかと…
来年もまたよろしくね


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ハコネウツギ   Carl Zeiss YC. Planar 1.4/50 T*  SONY α7