■ パッケリのボロネーゼ
ようやく見つけたパッケリ
スパゲッティに代表されるロングパスタは我々の食事に欠かせない食材のひとつになっているけれど、一方にショートパスタというものもあってマカロニなどは当たり前のようにそこらのスーパーでも売ってますよね。
ショートパスタは見た目が可愛いだけでなく、そのカタチや厚みによって合わせるソースを引き立ててくれるものでもありまして、輸入食料品店などに行きますとビックリな種類が並んでいるものなのですね。売り場に立ってその攻略方法を思案するのも楽しいひとときです。
そんなショートパスタのひとつに「パッケリ」と云うものがありまして、まるで巨大な「指ぬき」みたいな形状をています。特殊ですし、合わせるソースを選ぶのでやたらには売っていないようです。ジツは哀愁のイナカ町でさんざん探しましたが、とうとう発見できずじまい…流通大手某Aの輸入食料品テナントKにもありませんでした。
諦めきれないエロおやぢはとうとう隣町のちょいハイソ系スーパーへ。うふふ、やっぱりありました!サスガS鉄ストアじゃありませんか、ちゃんとイタリアン食材コーナーがあって、パッケリだけでなくコンキリエやカッペレッティなども並んでいます。もうルンルンして帰宅することが出来ました。
優秀なレトルト製品
残る問題はソースですな。ショートパスタはモノさえあればオッケーだけど、ソースはテメーのウデが試される…ってそーゆー時代は終わってます。今の時代はとっても優秀なレトルト製品がいくらでもあるのでして、哀愁のイナカ町にある " しょんないスーパー " でさえも超一流なお味のパスタソースが入手できるのですな。
パッケリは茹であげる前の乾燥状態だと12コで100gと大きい上、茹で時間は24~30分!驚きの加熱時間を要するものでありました。長時間になるのでガスレンジには別にポットを準備して湯を沸かしておき、鍋の湯量が減ったら継ぎ足し出来るようにして挑みました。
ソースはレトルトなので湯煎だけで済むところが大いに助かります、パスタが茹であがったら若干量の茹で汁と共にフライパンで軽く加熱しながら和えてやるといい感じになりますね。
あぁ美味しいなあ。かなりムギュっとした食感のパッケリではありますが、小麦の風味がきっちり漂ってきて本当に美味しい! そしてソースもこんなに美味しいならテマヒマかけてテメーで造らなくても…と思えるほどお店の味に近いのね、う~ん参りました。
あと半分残っているパッケリ、次回はどんなソースで楽しもうか…。