毎年同じ

覚弥別墅で『葉月の献立』

札の辻 彩り三十小箱膳 ~葉月の献立~

お盆の墓参りの後は今年も静岡市中心部で食事&デパ地下お買い物…なんだかここ数年は毎年同じ行動をしております。
ムカシはそういったプリフィクスのような行為は好きになれなかったものですが、若かった頃と違い体力も若干の衰えを感ずる現在はメンドくさいことや疲れることを避ける傾向にあって、それも慣れてしまうとみょ~に心地よく感じてしまうところが口惜しくもあります。まあ安心といいますか、ミステイクの恐れもないしリスキーなコーフンやストレスもないってのは悪いことではないような気もします。

さて今回は出かける前から「あそこに行こう!」と決めていたお店、静岡市のド繁華街・七間町にあるステキなお店であります。昨年は『覚弥懐石』という立派な御食事をいただきましたけれど(左太字をクリックするとその駄文日記にアクセスできます)、今年はランチのメニュー構成が一新されておりまして " 札の辻 彩り三十小箱膳 ~葉月の献立~ " と云うものをお願いしました。

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土鍋ご飯と赤出汁 お刺身盛り合わせ

これまではお店の三階で中庭を眺めながらの食事でしたけれど、例の Covid 19 の影響で営業を縮小しておられまして、案内されたのは一階の個室です。
入店にあたり次亜塩素酸ナトリウム溶液スプレーによるセルフ手指の殺菌と案内の店員さんによる検温が実施され、あ~フツーのお店と確かに違う厳格な安全対策が実施されているんだなあ…と感心いたしました。しかも席には「なすびグループの健康同意書」なるものが置かれていて、各自の氏名と電話番号を記入するようになっておりました。着用していたマスクを入れる個別封筒があったり、それまでは立派な箸が準備されていたものが紙袋に密閉された高級割箸に変更されていたり…ちょっとフクザツな気分ではありますが、このご時勢と状況ならば致し方のないことと思います。

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三十小箱膳

それでもお食事の内容は相変わらず素晴らしいものばかりで、全てが麗しい姿そして美味しいものです。特別に高価な食材は使われていませんが、とても手をかけたお料理ということが食した瞬間に判るわけです、本当に美味しい。大切な人を丁寧にもてなしたい時には必ず案内したくなるクオリティーの高さに感心するばかりであります。

三十小箱膳の甘味とドリンク

もちろんアフターデザートにも手抜きなどありません、食事の満足感に華を添えるその存在は本当に心豊かになれるランチのフィナーレであります。
前々からフシギに思っていたことは、こんなお値段でこのお味と品質…フツーのお店ならコストがかさみ過ぎ真っ赤っかな火の車になって倒産しちゃうだろうなあ…どちら様かお金持ちの方が趣味でやってるお店とか、よほどのバックボーンがない限り継続は不可能なんじゃないか…そんなことを考えつつ、ちょっと調べてみました。
う~む、なるほど!親会社はあの「鈴与」さんでありました、静岡を代表する大企業グループであります。なにせ航空会社も経営されているくらいの超一流企業さんです。
きっとねぇ役員さんとか、お客様の接待に抜かり無きようにこうした店舗を常設されておられるのでしょうな。ボンビなエロおやぢもその恩恵に与って…ありがたいことです。


MINOLTA M-ROKKOR 2/40  
SONY α7


馳走佰年 覚弥別墅(ちそうひゃくねん かくやべっしょ)
https://www.nasubi-ltd.co.jp/kakuya/
静岡県静岡市葵区七間町 1-15
TEL=054-255-3388
ACT=11:30-14:00 / 17:30-22:00 無休




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庭風景  サルスベリ


お盆の連休は暑かったけれど
連日好天に恵まれて少しだけ季節が進んだ感じがしました

風に揺れる百日紅の花
セミの鳴き声



庭風景 百日紅   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  SONY α7








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f:id:artfoods:20081202142609j:plain:leftたかみさん
絶対に読めませんよね「覚弥別墅」\(≧▽≦)丿
そうです、おっしゃる通り " 歴史と品格 " …そこが大切なのですな。矢鱈なヒトは連れてゆく意味がありません、解る方だけがこの価値を心から愉しめるのではないか…と思います。
で、オマエは本当に解ってるのか? って、う~ん…(´▽`*)アハハ