■ 柿の収穫
少し前にこの駄文日記に書いたような気もしますが、今年の柿は…あ~当家の庭の柿ですが…ぜ~んぜんダメでした。
ダメって言ってしまっては柿が可哀想ですね、柿そのものに罪はないのですから。それは例年のようにたくさん花が咲きその実をつけましたが青柿のうちに大半が落下…大きくなっても次々に落ちてしまい、結局食べられる状蓼まで枝に残っていたのは7つほどだけ…今年の梅雨から盛夏にかけての異常な高温、長雨、日照不足など、いったい何が原因であったのかをトーシローのエロおやぢは知る術を知りませんが、とにかくそういった結果に終わったことが残念なのであります。
ただ興味深かったのは自然落下によって果実の間引きがなされたわけでして、残った柿の実たちはどれも大きくリッパなものに育っていることです。少数精鋭ってところでしょうな、甘くて風味の佳いその果肉にヨロコビもひとしおであります。
何のオカゲかは判りませんが当家の柿はとても食味の優秀なものでありまして、その外観の評価を除けば満足すべき存在であります。つまりもう少したくさん収穫出来たらなあ…と例年感ずるものの、まあこれも天の恵みなのですからあまり欲張った希望を持つのは良くありませんね。
ですから愛する人にもこの柿の実を届けたい…と思うエロおやぢの気持ちは今年に限っては実現が難しいのです、間が悪いとでも言いますか本当に無念であります。来年はきっと…。
■ 庭風景 柿の落ち葉
そんな美しく豊かな風味の実と引き換えに
その枝葉は命を大地に還元する
絶え枯れる前に花火のようなきらめきを残して
晩秋への誘い