ミステリー

ドライカレー

流行りの水煮ヅメカン

PRC製疫病の蔓延で自宅で料理をするヒトが多くなっていると聞きます。何でも人任せの時代文化から、自分で経験する文化にシフトすることによってその本質を体感できることは素晴らしいし、料理ひとつとってみても型で押したように何でも他人と一緒という陳腐から脱却できることはよい予兆とみなすべきなのでしょうけれどねえ…う~ん、なんだか相変わらずのモヤっと感が残るのは何故なのでしょうねえ。
それは前述の " おうちごはん " が流行ることによって非常食や代用品テキ意味合いの強かったヅメカンにスポットライトが当てられたまでは良かったんですけどねえ、市場の原理によって品薄が値上がりにつながっていったのには参りましたよ。せっかく安くて旨くてボリュームのあるヅメカンはその圧倒テキ優位性の一角を失い、ボンビ君から少しだけ遠ざかってしまったことなのね。

ドライカレーの食材

以前は廉売ワゴンセールの王者だった「サバ缶」は平均価格が1.5~2倍近くになり、ワゴンからフツーの棚に移動してしまいましたし、肉体労働者の手弁当の友という立場も失いました。秋刀魚の蒲焼缶も動揺…違う!同様であります。
代わって台頭してきたのが先のPRC製水煮缶であります。確かに安いけど、そんないろんな意味でミステリアスな喰い物なんか誰がテを出すってんだい!みたいに絶対にカゴには入れないエロおやぢなのであります。なんだか例の疫病を蔓延させて世界中のマーケットを破壊し混乱に陥れ、最終的にはテメーの国の製品を押し付けるPRCの確信犯テキ策略だったんじゃないか…なんて勘繰りたくもなるものです。アガサ・クリスティもビックリの推理小説が実際に展開しているかの如くですな、殺人がらみのストーリイってのもリアリティを増幅させます。
 
 
 

鰯の水煮のせドライカレー

まあ優秀なニッポン企業ですからね、そんな状況を手を拱いて傍観しているはずもありません、近年東北や北海道で豊富に漁獲されるようになったイワシを水煮ヅメカンにしてはお安く提供してくれているのは有難いことなのであります。
雨休工ばかりで経済テキ苦境に陥るのを恐れるエロおやぢは躊躇なくソレを買い求めるのでありまして、その雨休日の昼めしに食してみるわけです。しかも『ドライカレー』にトッピングして喰っちまう…というミステリーなレシピを創作しては自慢げにテーブルに乗せたりする始末の悪いオトコであります。

鰯の水煮のせドライカレー   Mamiya AUTO mamiya/sekor 2/50  SONY α7

いやいやいや…めっちゃ美味いじゃありませんか! 考えてもみれば「サバカレー」なんてやつもあるんですから「イワシカレー」があってもフシギではありませんね。こんな大団円のラストシーンはサスガのアガサ・クリスティも思いつかなかったことでしょうし、PRCもアテが外れてガッカリ…うひひザマミロっ!てなもんだい。
因みに文学好きの不肖エロおやぢではございますが、アガサ・クリスティに代表されるミステリー小説ってものは未だかつてテにして読んだことはありません、悪しからず。

 
 
 
クリック↓↓↓で応援をお願いします





AGATHA


アガサ・クリスティのナマエで思い出した楽曲があります
故・松原正樹氏と今剛氏が率いるパラシュートで演奏されたこの曲
その名も「AGATHA]
何故にその名が冠せられたのかは知る由もありませんが
とにかくカッコイイ!
聴いた翌日は終日脳内ヘビイ・ローテーション



『AGATHA』(今剛) 今剛&松原正樹

 
 
 
 
 
 

雨の庭風景  ゼフィランサス


例年は花壇の一角で華々しく咲き誇るゼフィランサス
今年はアネモネ軍団にやられて隅に追い詰められてましてね 少し可哀想な状況なのです
しかもこの雨…
落ちた花弁までアネモネにとって代わられ 哀れなのであります

 

雨の庭風景 ゼフィランサス   Ernst Leitz Elmar 3.5/50  SONY α7