■ うなぎ屋「主水」さんで『うな重』
猛暑だった夏の疲れを引きずって過ごす秋ってのもなんだか情けない話なのでありまして、ここはファイトイッパツ！てな感じでアフターケアに努めるわけです。そう、やっぱり疲労回復と滋養強壮には鰻の蒲焼がど～んとズ太く効いてくれるのです。
このところエロおやぢの住むエリアではナンバーワンと評価している " うなぎ屋「主水」" さんですね、その蒲焼をいただくのはこれで三回目ですが、シゴトも一段落してなんとな～くヨユーのあった先月半ば過ぎの某日、隣町まで出撃した次第であります。
小さな駐車場ではありますが開店直後に到着したので悠々と停めることが出来ました。よく見るとその一角にお地蔵さんと祠があるではありませんか…きっと昔はこの辺りが田圃や畑であったに違いありません、地の神様などとともにこうしたものが祀られているのは哀愁のイナカ町近辺ではよくあることでして、なんだかホッとするのです。
しかしお店に入ろうとすると「本日満席」の貼り紙が！…ってね、一瞬ドキッとしますが心配は無用です、ちゃんと予約しておきましたので。ジツは八月の土用丑あたりで予約しようとしたら既に数週間先まで予約で埋まっているという悲しいお返事をいただいた経験から、今回はしっかりと事前対策をジッコーしておいたのです。この日も予約で満席だったのですが、早い時刻ならなんとか…ということでお願いしてあったわけですよ、うふ ♪
もちろんいただくのは『うな重』であります。こちらのお店は定食の献立としては概ね三種類、「うな丼」と「うな重」そして「うな重・上」であります。鰻の蒲焼そのものは同じものですが「上」は蒲焼が三枚というプレミアムバージョンですね、がっつりとソレでゆきましょう！
『うな重』が二段重になっているのはスタンダードも上も一緒で、その理由は蒲焼を乗せたゴハンをいただいたあとに『うな茶』というスペシャルなオプションを標準で楽しむことが出来るようにしてあるためです。
もちろん肝心な『うな重』はサイコーのお味でありますが、このフニッシュにいただく『うな茶』ってものが幸福感にトドメを刺してくれるのでありまして、とにかく美味いったらありゃしない…少食派も大食漢も同様な満足を得られるわけです、もうコトバもありません。う～っし！これでリカバリーはカンペキだぜいっ！
まったりと食後の満足感に浸っておりますと季節のフルーツがサービスで運ばれてきました。柿と林檎…どちらも食べ慣れた秋の味覚ではありますが、やはり旬の食べ物ってのはいいものですよね。それまでが動的な幸福感だとしたら、こちらは静的な幸福感…とでも申し上げれば宜しいのでしょうか。
豊かな時間を過ごしました。
大切なあの人もぜひ一度案内したい…そんな想いでお店をあとにしたエロおやぢであります。
Photo : MINOLTA M-ROKKOR 2/40 SONY α7 , SONY XPERIA 5
◆うなぎ屋 主水
https://www.unagi-mondo.com/
静岡県富士市中野454-2
TEL=0545-35-0709
ACT=11:00-13:00 / 17:00-20:00 火曜定休+第三水曜休
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■ 庭風景 野紺菊
会いたくて 暮れゆく空や 野紺菊
朝に夕にそのほとんどが日陰となっているこの場所で、野紺菊は毎年可憐な花を咲かせてくれます。
印象的な青紫の花が何故か「会いたい」という気持ちを強く後押しするのです。陽も早く沈むようになったこの季節、薄暗くなるまでいつまでも見つめていたい…と思ってしまいます。
そして可愛くて…つい微笑んでしまいます。
たかみさん各地で鰻の蒲焼を食してきたエロおやぢでございますが、主水さんの蒲焼は天下一品！ツウを唸らせる鰻蒲焼として近年各方面から高評価を与えられているお店…と云うのも頷けるハナシです。
あまりヒト様には教えたくないっす… (´▽｀*)ｱﾊﾊ
野紺菊の可憐さと佇まいの美的感覚、教官…違う！共感できてうれしく思います (^-^)
