■ 美味しさを際立たせた2つのもの
先日の帰宅時、お家の冷蔵庫にビールとアイスが僅かしか残っていないことを思い出し、買って帰ることにしました。本当はスーパーや量販店で購入するのが安いわけですが、早く帰りたいしメンドだってのもあってコンビニで最低限の数量だけ購入すればいいや…と帰宅経路にあるミニストップ富士宮大岩店というコンビニに立ち寄りました。たまに利用していたお店ですが、レジ袋が有料化されてからは初めての利用となります。
ビールやアイスをいくつか購入しレジ前に立ちました。レジ袋は畳んだものを持っていたので店員さんが入れやすいように拡げてレジ台の上に置きました。
ところがその若いヲンナ店員はボクが拡げたレジ袋に商品を入れないわけですよ…はあ?気づいていないのか?と思い改めて店員の手の届く近い距離に寄せました。それでもその店員は次の商品を袋の脇に置くわけです。ここでエロおやぢがキレました…「おい、袋に入れろよ」
しかし店員はシレっとした顔で「マイバッグのお客様は自分で入れることになってますから…」と何やらキマリ事を開示印刷したシートを指差しました。その印刷物シートはレジ台の上に敷くように置かれていたのですな。知ったこっちゃねーよ、誰もそんなもんわざわざ読んだりするわけないじゃん。あ~こいつに文句言ってもしょうがないよなあ…と諦め、テメーで袋に移しました。ほんの数センチの移動です。
ボクがブチキレたのは店員の最後の行為です。レジ打ちのラストで何かモンダイが発生したらしく手が止まりました、ボクが購入したアイスをその手に持ったまま!おいおい、いつまで持ってるんだい、しかも素手のまま!ボクは慌ててその手からアイスの箱を奪い取ってレジ袋に入れました。
店員を流行り病から守るために客の持って来たものに触れさせないことの問題はさておき、売る側は客のクチに入る商品を素手で持ってもいいのかい?そりゃヘンだろが!それに市内の近隣コンビニではどこも袋に入れてくれるし、このミニストップだけだよ、そーゆーヘンなことしてるのは。
あぁキブンわる~、もう二度とこの店は利用しない。やっぱり大っキライなイオン系だな。
さて、イヤなことは忘れましょう。
昨晩は母上が購入してきたローストビーフのスライスをサラダ仕立てにしていただきました。母上はこのローストビーフが大いに気に入っているらしく、このところよく買い求めてきます。
なかなかに風味の宜しい商品でありますが多分輸入牛肉なんでしょうね、旨味や香りは控えめでありまして若干の物足りなさは感じますけれど、コストパフォーマンスは抜群で平素のお食事用としては上等至極であります。
もちろんローストビーフそのものはいつもと変わらぬお味でありましたが、なんだか今回はとてもその美味しさが際立っていたように思えます。そのワケをちょっと考えてみました…ってね、下のフォトでバレバレですよ!って?
ぴんぽ~ん!うふ、半分アタリです。でも半分違うんだな…。ロゼワインはいつもの最廉価ニッキュッパですからローストビーフのジャマはしませんけれど、チカラ添えするところまでは行きません。
正解のひとつ目はパンです。今回は同じフランスパンでも " ブール " という丸いものを準備しました。これがまた美味いんです、お酒以上にクチをリセットしてくれるのでありまして、ローストビーフを頬張りパンを齧る…という繰り返しがいつまでも続けたい欲望となってココロを満たしてゆくのであります。
二つ目はトッピングに散らした " フェンネル " です。買ってきたハーブではなく、当家の庭で鉢植えとなっているものです。
ナヨナヨと繊細な外見なので寒さに弱く夏で終わりだろう…と思っておりましたが、秋はおろか厳冬期も乗り越え、ここにきて新芽も噴出したツワモノでありました、いや~ビックリでやんす。
この " フェンネル " がとてもいい仕事をしてくれました。ほんのり甘い香りの影に個性の強い薫香を湛え、ローストビーフのハーブ香に柔らかかつ明確なトーンを与えているのですね、素晴らしい!オカゲで庶民派お惣菜系ローストビーフが上等なものに変身したじゃありませんか。
あ~また食べたいなあ…季節のヤサイを添えればまたベツのお味が楽しめるってもんですが、フェンネルさんは外せませんね。