■ ヅメカンで極上サラダ
金華さばの水煮缶詰を頂戴しました。言わずと知れた高級缶詰…ボンビなエロおやぢではとうてい購入に至ることのない食材でありますが、まあいただいたものなんですからバックリ喰っちまおうじゃないのよっ！てなことです。
でもねえ、サバはサバでしょ…それにムカシからサバの水煮缶って云ったらスーパーの廉売シマの常連、学生の頃からお世話になっていた庶民の味方なんじゃないの？
う～ん、確かにそうなのですけれど、このところ世間はちょっと違う様相を呈しておりましてね、ヘンな連中の印象操作と健康ブーム（ダイエット目的の不健康習慣）によって値上がり傾向が続いているんですよねえ。
そのハナシはさておき、有名になった金華さばの定義を正確にご存知でしょうか。改めてここに記述いたしますが「宮城県石巻漁港の金華山沖で、決まった時期に漁獲された大型の鯖」なのでありまして、前述の文言には一字一句の違いもあってはならない希少価値…というものであります。
脂がのっているのに身が締まっている…そんな二律背反を食すヒトに与えてくれるグルメな食材でしてね、そうしたものをテにしては有頂天になってしまうエロおやぢであります。
こうした食材はあまり凝ったことはせずにストレートにいただくのが正解でしょう。それでも缶からだしてそのまんま…ってのも芸のないハナシでありまして、ちょっとイタリアンなサラダ仕立てにしてみるわけです。
あ～美味いものですな、もうサイコーです。キ～ンと冷やしたスパークリング白がよく合います。食しながらふと思いついたのがクロスティーニという食べ方です。
バゲットをスライスしてトースト、そこに任意の食材をオンして食す…というイタリアンな軽食・前菜ですね、いけないものを思いついてしまいました。
母にパンはないか？と問えば「明日の昼食に食べようと思っていたバゲットがある」と答えるではありませんか。お～っし、ソレを使ってクリスティーニにしてしまいましょう！はい。
ってねえ、年老いた母親の食事を奪い取ってまで喰うのかい？
う～ん、良心の呵責は若干感じますけれど、どうにも堪え切れない煩悩が…。
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