武漢肺炎の感染防止対策として某国営放送ではしばらく前からいくつかの注意点をアナウンスしておりますが、その中のひとつに「お買い物に行った際は展示してあるものにはなるべく触らないように…」などとしています。
まあソレはソレで言いたいことは間違ってはいないのですが、コトバの選択が間違っておりますな。判りますか?そう " 展示 " って単語ですよ。商品は美術館の作品ではありませんし見せ物でもないのですから " 展示 " はないでしょ!と思います。
こうした場合は " 陳列 " を用いるのが通例でありまして、ムカシはそういったコトバの選択が厳格かつ正確だった某国営放送も国語力の低下が顕著に現れているこのとの証拠でしょうな。そして誰もこの誤用に気づき指摘するヒトがいない…というお粗末さに我がニッポンの行く末を案ずるエロおやぢであります。
あ~冒頭からいきなりステーキ…じゃなくって、いきなり脱線ですよ…本線に修正しましょうか。
■ ボンゴレ・ビアンコ feat. アスパラガス
いつもお買い物に向かう庶民派スーパーは砂出しアサリが常に売り場に並んでおります。塩水を入れたザルつきボウルにアサリが入っていて、そりゃもうピュ~ピュ~元気に潮吹きしているわけです。その " 潮吹き " ってのに異常な反応をしてしまうエロおやぢでありますが、それはまた別チャンネルで楽しむことにしまして、そのボウルで陳列されていて即使える砂出しアサリを目にする度に「あ~喰いてえ!」と思ってしまうのですね。
アサリを用いた料理はいろいろありますが、何と言っても母上の好物である『ボンゴレ・ビアンコ』ね、だいたい真っ先にこいつを思い浮かべるわけです。それに夏に向かうこの季節はアサリのシーズン真っ只中、買わないテはありません。

前回は確か『ボンゴレ・ロッソ』にしましたからね、飽きないようビアンコ~っ!です。まあフツーに仕上げても良いのでしょうけれど、やはり今が旬のアスパラガスをフィーチャーするほうが愉しいに決まってます。
新鮮で柔らかい地元産アスパラガスですからね、ハカマ除去と適宜カット以外は何の下処理も不要です。アサリと一緒にタタっとワイン蒸しにすればオッケー、あとはアルデンテに茹でたディチェコ No.11 スパゲティーニを合わせれば出来上がり、本当にテマヒマ要らずなのに極上な美味しさのパスタ料理が出来上がります。
あぁ美味しい…よく冷えた白ワインが欲しくなります。ぷっくりと肥えたアサリがたまらなくいい…いつまでも食べ続けたい美味しさなのであります。