キクラゲとニラの玉子炒め

時代は変わりました

黒々とした色ツヤ、ぶりぶりコリコリの食感、ほのかな土の薫り…そう、ボクの大好物であるキクラゲです。

ムカシは乾燥製品しか入手出来ませんでしたが、近年は国内各地で菌床栽培が盛んになって割とポピュラーな食材になりつつあります。ここ数年でぐ~んと価格も落ち着いて、平素の食卓にも容易に導入できるようになったことは喜ばしい限りであります、時代は変わりました。
 
その国内生産が盛んになった理由として、衛生面や安全面でこれまでの主要輸入元であるCへの信頼の低下もあるのではないか…などと考えてしまいます。ヒドいものですよねえ、かの国の安全衛生管理って。儲かりゃ何でもオッケーなのか、それとも何も考えていないのか、全く以って信用できません。食品スーパーなどでは必ずその商品の製造元・生産国を確かめるようにしないとヒドいメに遭いそうで恐ろしいものですよ。工業製品ならまだしも直接クチに入るものは大袈裟なくらいリスク回避が必要でしょう。
 
まあCの場合はそういった面での忌避でありますが、隣りの南朝鮮自治区(何度も言いますが、最貧国から近代国家へ導いてあげた我が国とその国民及びその象徴に対する侮辱行為、敵対行動と発言、国際条約や相互合意の一方的な破棄、国際的なルールを無視し真の民主主義国では有り得ない裁判の判決など、とても国家と呼べる類のものではないので、世間一般ではK国と呼んでいるようですがボクは南朝鮮自治区と認識しております)の製品などはハラワタ煮えくり返って不快なので独りカッテに不買を遂行しております。あれ?なんか脱線してますね…元へ。
そうそう、生キクラゲの話でしたね、ごめんなさい。この静岡でも件のキクラゲを栽培しておりましてね、静岡市の久能地区で栽培されたものは、あの徳川家康で有名な久能山東照宮にも献上されるというシロモノなのであります。うりゃ~っ!この葵の御紋がメに入らぬか~控えおろう!控えおろう!てなもんです。大きくてニク厚、県内生産ですから鮮度も抜群…しかもお手頃価格になっていて、そりゃもうキクラゲ好きとしては天国であります。
そんな生キクラゲを購入してきました。ニラと一緒に玉子炒めにするつもりでしたが、テレビのグルメ番組で紹介していたように軽く茹でて「お刺身キクラゲ」みたいな前菜にするのもいんでないかい?てな浮気ココロもうずうずしてしまいましてね、え~いソレならドッチも喰っちまえ!と2パック購入です。
 
先ずはテレビ番組の紹介にあったワサビ醤油です。ん~確かに美味いです。でもちょっと物足りないかな…。そしてその番組内で中華の有名シェフが「餃子のタレみたいに酢醤油&ラー油も美味しいから試してみてね」と仰っていたことを思い出してジッコーしてみました。
いや~ん、コッチのほうが断然美味いじゃないのよっ!美味い美味い美味い。冷奴に乗せてこの方程式だな、次回はキマリだぜ。

さて今回の主目的である『キクラゲとニラの玉子炒め』であります。使用する食材は前述のように軽く湯通しした生キクラゲ、ニラ、玉子…この三つだけのシンプルなもの。あとはゴマ油や塩コショウ・若干量の中華旨味調味料・風味付けの醤油や酒のみと云う料理人のウデ前がモロに透けて見えるちょいコワなひと皿であります。

キクラゲとニラの玉子炒め   YASHICA AUTO YASHINON-DX 1.4/50  SONY α7

あは~ん、美味いに決まってるじゃないですか!サイコーです。
ほとんど無味無臭に近いキクラゲが何故にこれほどまでに美味しいものとなるのかは、ボンクラなエロおやぢには判りかねますが、まあとにかくめっちゃ美味いってことです。シンプルなのに奥深いところにエネルギーを感ずるお味…食味・食感の全てが心地よいものです。
もう少しライトなバージョンとしてモヤシを加えるのも悪くはないかも知れないけれど、やっぱりこのままがいいね。不思議な浮遊感を持つ料理…こんな形容ってアリかな…とにかくまた食べたい。




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庭風景  日没前のセージとホタルブクロ


日没前の黄金色斜光線がセージとホタルブクロを染めています
本当は青い曇り空のほうがセージらしいコバルト色が出るのですが
これもまた当家の庭のワンシーンであります
そしてこのレンズ特有のザワザワとしたボケが言い知れぬ心の揺らめきを物語っているようでもあります

 

庭風景 日没前のセージとホタルブクロ   PETRI CAMERA C.C Auto Petri 1.4/55  SONY α7