■ 盛夏の晩酌
鮪の赤身をヅケにしてすりおろした山芋に乗せる…単純な料理ではありますけれど、いつ食しても美味しくて飽きることを知りません。そんな食事は今回も母上のリクエストにてジッコーされました。
若干の水っぽさも感ずる庶民派マグロも、こうしてヅケにすればネットリ豊かなお味に変身し抜群のコストパフォーマンスを生み出します。ヅケダレはテメーで調合しておりますが、今は市販の製品もあるので活用するとよいでしょう。とにかく鮪のサクを角切りにしてそのタレを20~30分程度からめ置くだけで完成ですから、料理としては超ラクチンなほうかと思いますよ。
そういえば最近はその " すりおろした山芋 " も冷凍パックで販売されているんですよね、お家で包丁やまな板を使わなくてもある程度の料理って出来てしまう時代になりました。だって刻みネギや刻み海苔だって売ってるし、おろしワサビもチューブが主流でしょ…マグロも切り落としのお買い得パックにすれば本当に包丁要らずの料理になってしまいますね。
あ~ボクですか?そーゆー時代に全く逆行する行為ばかりです。上手に申し上げられませんが、やっぱりすべてのことをテメーで行った方が美味しいものが出来ているような " 気がする " ものですから。半分ジコマンかも知れませんが、なかなか佳い盛夏の晩酌タイムであります
ここ数年はワサビも生をおろして使う時以外は " 粉ワサビ派 " になっております。例の小さな缶に入ってるやつです、騙されたと思ってやってごらんなさいよ、風味も食感も別モノであることに気が付くはずです。ワサビの名産地である静岡の人間がそう感じているのですから、まんざら悪いものではないと信じております。
貴方のお刺身ライフもより佳いものになりますように…。
■ 庭風景 庭石のケロ助
体長 1.5cm ほど…今年生まれたケロ助が庭石で跳ねていました
諸先輩は用心深く木陰に身を潜めているのですからね
君も大胆な行動は慎むようにしなさいよ
大きく成長することを願っております