■ コップ酒の似合う食卓
間もなく師走と云う霜月後半、とうとう週休二日の安寧な日程は破壊され休日は週イチの日曜日だけとなりました。それにしても昨日はキツかったなあ…定刻より15分も早いスタート、午前中は休憩なしで正午をかなり回るまで作業、昼休みは20分間もなし、午後も当然の如く休憩はなく終業は午後五時直前。片付けしたら五時をヨユーで過ぎて陽も沈んでるわけですよ、そしてそこから一時間以上かけて帰宅するんだぜ。
怒りとか哀しみや苦痛を感じなかったのはナゼだろうか。もう無力感とでも言いましょうか流されるままに課せられたミッションをこなし、そして時の経つのを傍観していたような気がします。ブラック、鬼、労働基準法違反…様々な否定テキ名詞が浮かんできますが、もうそんなこったあドッチでもいいよ、早く逃げたいだけさ。
帰宅してお風呂にゆっくり浸かります。あ～疲れた…腰にもちょっと痛みが出てるし、ヘンな姿勢で作業を続けたせいか足も痛いよなあ…若いころと違って体力がめっちゃ衰えたし、気力でさえも最近は漲るものがないのよね。
…ってさあ、エロおやぢにとってシゴトはどーでもよかったんじゃないの？そんなネガティブなことばかり考えても仕方がないじゃん。お風呂でリフレッシュしたら湯上りの一杯だぜ！きゅ～んと例の黄金ドリンクを飲れば、ヤなことは忘却の彼方だよ。そう、いろいろアレもコレもやりたいことがたくさんあるんですからね、キッパリと目標に向かって人生を歩みましょう。
てなワケで『スンドゥブチゲ』であります。スンドゥブは純豆腐、チゲは鍋、要はお豆腐メインのピリ辛鍋です。朝鮮料理のひとつですね、近年はテメーでスープを調合せずとも市販の便利なパックがありますから上手に利用しませう。疲れて帰宅した折には大いに助かるものですし、豆腐さえしっかり押さえておけばあとはテキトーにヤサイやニクを投入すればオッケー、ほぼインスタントに近い感覚ですな。美味いです。
副菜はキムチです。エロおやぢがコドモのころは「朝鮮漬」と呼ばれておりました。キムチなんて言葉を初めて聞いたのは大学生のころだったかなあ、ナニ？ソレって…って聞き返しちゃいました。
因みにこのキムチは純国産です。Ｋ国と一般呼称される南朝鮮自治区からの輸入ものは一切購入しないようにしているエロおやぢでありますが、面白いことに美味しいキムチは在日朝鮮人の作ったものであることが多く、このところ大阪・鶴橋のものを買い求めるのがセオリーとなっております。
こーゆー食卓にはコップ酒が似合いますね。キュッとクチに含んで鍋やキムチの味をリセット、またキュッと飲っては…の繰り返し。どちらも進み過ぎてヤバヤバになるのは解っちゃいるんですけど、ヤメられないんだなあコレ。
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■ 庭風景 鉢植えの影
玄関わきの鉢植え
紅い花もそろそろお終いかな
壁に落ちるその影が長く伸び
初冬の陽光を静かに受け止めています
