■ 盛り上がる " 前座 " のパフォーマンス
夕食にコメを食すことは滅多にないエロおやぢであります。たいていは酒の肴をいただいてハラいっぱいにしてしまうケースが多く、考えてもみればゼイタクなことしてるなぁ…なのですけれども。
この日も年末にカニやらすき焼など平素はなかなかにテ出しできない食事をいただくことが続いていたせいか、ちょっとライトに…だけどしっかりしたお味の肴で一杯飲ろう…てなカンジでしてね、冷蔵庫にストックしてあった生ハムやらチーズを出し並べてはプレートに盛り付けるのであります。
確かに塩分は強いけれどその分豊潤な旨味と香りを有するパルマのプロシュートね、そこらのスーパーで売っているラックスシンケンタイプの生ハムとは一線を画するものです。ええ、たくさんは要りません、500円玉くらいの面積で切り取ってはクチに含み、体温でその脂が溶けてじゃんわりと旨味が拡がるまで転がしてやるのがスキです。なんてエロティックな感触なんでしょう、唇が憶えているあの…って脱線ですよ~元へ。
チーズも室温で柔らかになるころにその本領を発揮するものですね、濃密な香りと旨味がセーブすることの無意味さを刻みつけてきます。そのまま食してもよし、ハードパンと共にいただくもよし。
白カビがびっしり表面についたサラミソーセージとの相性も抜群だし、スパークリングワインで舌をリセットしながらいただくイタリアとスペイン共演の前座パフォーマンス。盛り上がり過ぎてメインアクトが霞んで見えてきます。
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