■ 特大サイズを堪能
スーパーの精肉コーナーで品定めをしているとき、ふとメに止まったのは特大サイズのポークスペアリブでした。ホネにはたっぷりとニクがついていて全長は20cmを超えるサイズが3本も入ったパックです。
手に取ってみればズシリと重たく「おぉ~コイツを焼いて喰ったらきっと…」と胸の高鳴りを覚えます。まあお値段はソレナリでありますが、美味いものをいただくなら目先の経済状態なんぞ気にしていたらダメだよ!とカゴに入れてしまうエロおやぢであります。こーゆーことを繰り返しているからいつまで経ってもボンビなんだよなあ…と思いつつヤメられない極楽トンボですね、もう開き直って今後の人生を歩むのみであります。

例によってヒミツの特製ソースを調合しては漬け込むこと3日間、しっかりソースをシミ込ませた方がニクが柔らかくしかも発酵に近い効果が得られるのか旨味も増すような気がして、このところの下準備はこの方向で安定しております。ただ今回はニクの体積が大きいことから、もう少し延長してもいいんでないかい?てなことで2日間ほどプラス休眠、計5日間の漬け込みです。
狙いはミゴトに成功ですね、食味・食感ともに極上クラスのポークスペアリブローストになりました。

ただ唯一の欠点は少々食べづらいことでしょうか…フォークやナイフはあまり役に立たず、その特大サイズを堪能する為にひたすら手に持っては齧りつくというお下品な食卓ですな。まあソコがスペアリブ料理の楽しいポイントでもありますから欠点と申し上げてしまうのは早計のような気もします。
かな~りガツンと来るお味でありますが、辛口のロゼワインが上手くいなしては次のひとクチに導いてくれるところが有難いです。ムカシはロゼワインと云えば甘口ベタベタのものばかりでしたが、ニッポンのワイン文化も成熟してきたのでしょうな、こうした辛口がお手軽な価格でテーブルに準備出来るのですよ。スパークリングもいいけれど、たまにはロゼもね。
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