■ 美しい国 日本
かつて " 美しい国 日本 " を再生しようと尽力されたリーダーが狂弾にその命を奪われました。
頗る無念な事件であります。政治家としての実績は国内では様々な論じ方があると思いますが、海外の要人たちからは信頼も厚くまたその能力を高く評価されていたと聞きます。現在の不安定な国際状況を鑑みますとまだまだこの先ご活躍していただきたかった存在だけに残念至極、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ちょうどその前日、テレビ番組で " こども食堂 " の取り組みをされているNPOを紹介していました。不肖エロおやぢの育った高度経済成長期のニッポンではこのような状況は考えられないものです。どうしてニッポンはこんなに貧しい国に落ちぶれてしまったのか…今の政治家たちはこんな経済と文化の状態を真に把握しているのだろうか…そんな怒りのような感情が沸き起こっておりました。
そして翌日にこの事件です、実に嘆かわしい。ニッポンは豊かでもないし安全でもない国になり下がった…シゴト帰路のクルマの中で、安倍元首相死去の詳報が伝わるにつけ、得体の知れない息苦しさを感じました。意識して深呼吸をしないと窒息しそうになりました。
エラソに「民主主義への挑戦だ」などと言う人がたくさんおられますが、ボクは違うと思います。もっと次元の低い事案であると感じなければ " 美しい国 日本 " の再生は不可能でしょう。一刻も早くそのことに気づいていただきたい。
■ 農民市場のお惣菜「チキンカツ」
哀愁のイナカ町には三つの農業系産直市場がありますが、そのひとつで毎日販売されているお惣菜に「チキンカツ」があります。市内の養鶏業者さんが手作りしては店頭に並べているもので、もう何度も購入してはいただいている商品です。
使用している鶏の部位はムネ肉ですが特有のパサパサ感が全くなく、やはり鮮度の高いうちに加工調理されたものであることがよく判ります。しっとりとした身肉の食感に優しい旨味、揚げ油にも質の良さが窺えます。
店頭では未だほんのりと温かい状態でしたが夕食時にはすっかり冷めてしまい、コンベクションオーヴンで軽く焼き温めての調理となります。季節のヤサイやポテトサラダなどを添えてのひと皿、どこにでもあるようなプレートではありますけれど、このメイン料理「チキンカツ」のデキがあまりにもグレイト過ぎて「付け合せなんてドッチでもいいや…」みたいなキモチにさえなります。美味い、本当に美味い。
ソースは気に入っているアレとソレの二種類、そのうち紹介したいなあとは思っておりますが、なんだかアフェリエイト狙いみたいにカン違いされそうなのがイヤですな。
地元の養鶏場のカツだったら地元のビールでしょ…てなワケで、近隣市である沼津市で醸造販売されているものを購入してきました。最近多いですよね、地域型クラフトビール。こちらは沼津駅前に立地するマイクロブルワリでして2017年に開業した新進気鋭のメーカーさんです。
相当にキアイを入れての醸造かとは思いますが、残念なことにエロおやぢのクチには合わないものでした。ねえ、もうちょっとフツーのビールでいいんじゃないの?そりゃいろいろなフレーバーやハーブの楽しみはあるけれど、ドイツのビール法のように厳格かつ基本を大切にした飲み物にしないと長続きしないと思います。
あぁ高かったのになぁ、このビール。