うな重

土用丑じゃなくても

今年は「土用の丑」と呼ばれる日が二日ありました。一回目の " 一の丑 " は文月の二十三日、次の " 二の丑 " は葉月四日…と比較的日が近かったせいもあって " 二の丑 " では例の習慣である鰻の蒲焼を食しませんでした。
そのせいなのかなんとな~く寝覚めが悪い…或いはケツの座りが悪いとでも言いましょうか、何か忘れ物をしたかのような欠乏感がありましてね、お盆休み期間中の某日いつものスーパーで鰻の蒲焼を購入してしまいました。
安価なPRC産は健康被害の可能性が排除できないのでパスし、やはりどうせ食すならば国内産でしょう。残念ながら浜名湖産はありませんでしたが鹿児島産の上質なものがあったのでエイヤであります。様々なものが値上がりしている昨今ですが、鰻は元々が高価なものなので昨年比では1~2割の値上がりでもずいぶん差があるような印象です。痛いと言えば痛いのですけれど、まあそーゆーゼイタクをしてもよい期間なので素直におサイフを開き「テメーの健康のために」などと言い訳をするわけです。

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巷では塗ってある蒲焼タレを洗い流しフライパンで焼くと美味しくなる…などの説が流布しておりますけれど、そもそもフライパンで焼くってところからして間違っております。だめだめ!そんなことしちゃあ。エロおやぢはそのまましっかり蒸してからクシャクシャにシワをつけたアルミフォイルに乗せてはコンベクションオーヴンで焼きます。本当はガス火でもいいからきちんと網焼きすると良いのでしょうけれど、コンベクションオーヴンのほうが失敗が少ないのよね。フライパンで焼いたもののようにベタっとした焼き目ではなく、網焼に近い状態ですからジツに上手く焼きあがります。

「YEBISU」プレミアムセゾン と 「げんこつ」純米

無理して洗い流してはいないので蒸したときに若干のタレが表面に残っており、それが焼いたときの芳ばしさにつながっていると考えます。中はふんわりと、表面はバリっと芳ばしく…お店みたいな理想のカタチに近づけているじゃないか、な~んて自負してますよ。
スタータはビール、食しながら辛口の日本酒…もう申し分ありませんね。さあコレで盆明けシゴトは体力スタミナばっちりです。そうそう、あとは気力を落とさないようにしないと。






庭風景 葉月  アネモネの花蕾


庭の花壇のアネモネさんが大きく育ちました
花蕾も膨らんでもう少ししたら開花しますね
毎年この場所に出てきますが
陽当たりの良い南側にジリジリ少しづつ移動しているのが少し憎らしい

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