■ ローカルチェーンの人気メニュー
どの地方にも昔からやっているチェーン展開の飲食店があって、哀愁のイナカ町にもそうしたお店がいくつかあります。大手上場企業がプロデュースするチェーンではなく、その地方…都市単位であったり道府県内での展開、或いは近隣県程度の拡張にとどまっているものにユニークなものが多い気がします。本県西部発祥の炭焼ハンバーグ「さわやか」さんやナゴヤの「スガキヤ」さんなど今や全国にその名を知らしめているローカルチェーンも存在しますね。
スーパーで開催されていた " 全国ご当地ラーメンフェア " で見つけたこの商品は、そうしたローカルチェーンが企画製造販売したもののようでして、遠く離れたヨソ者には全く知らないお店なのでありますが、調べてみるとその地方では結構な人気があるようでして「へえ~」なのですな。しかもこの『タンタンメン』が一番人気だと謳っております、二食入りで¥500近いお値段ですからソレナリに美味しいに違いありません。
このラーメンは生麺・醤油タネ・ゴマスープ・加熱調理済挽肉がワンセットになっているもので、一番肝心なニクとゴマスープがしっかり押さえてあるからあとは薬味程度を準備すればよろしいと云うマコトに以て都合の宜しい商品なのですな、さっそく作っては食してみましょう。
パッケージフォトにはモヤシとワカメそして味付け挽肉のみがトッピングされておりますけれど、ここは担担麺のセオリー通り白髪葱と唐辛子で攻めてやるのだな、う~んやっぱり辛くない担担麺ってのもナニなハナシだと思うのよ。
おいおい、めっちゃ美味いじゃないかこのラーメン。一般的な担担麺のイメージ通りゴマの風味と濃いめの味付け挽肉が織りなす担担ワールドが緻密に再現されているのよね。
母上には唐辛子ヌキで提供しましたけれど、コクがあるのに " 喰いついてくる " そのお味が非常にお気に召されたようでありまして「美味しい美味しい」を連発してはスープまで完食であります。いいじゃないかテンホウの『タンタンメン』、何度も食べたい気がするけれどご当地ラーメンフェアが終わってしまえば入手不可になっちゃうんでしょうね、残念至極であります。
デザートはシツコいくらい本駄文日記に登場させている森永さんの「サンデーカップ」です。ええ好きで好きでたまらないので冷凍庫のアイスクリームストッカーにほぼ常時スタンバイさせてあります。いったい年間何個くらい食べるのでしょう…これだけは値上げラッシュに関係なくサイフを開いてやるアイスです。