■ 茸の香り溢れる朝食
休日の朝食はパンを中心にしたものにしております。まあごくフツーにサラダなどテキトーなものを取り合わせては食事をし、食後にはコーヒーを…といったパターンです。
ハムなどをタマゴ料理と共にいただくことも多く、その日のキブンで目玉焼き・オムレツ・スクランブルエッグ・ポーチドエッグなど、やはりその時のキブンで決定するのがちょっと楽しいですね。あ…最近多くありませんか？テレビ番組で「〇〇したりなんかしてます？」なんて質問。日本語として間違ってはいないんだけど、どうもしっくりこないと言いますか、ハッキリ物申せ！って感じですね。曖昧な部分を残して逃げ道を作っておくズルいやりかたには同意できません…って脱線です、元へ。
今回は冷蔵庫にあったキノコをタマゴに溶いて焼きました。シメジとエノキ、どちらもメジャーな普段使いキノコですね、味噌汁に入れたり鍋物に使ったり何かと有用なものです。
考えてもみればキノコを卵とじにして朝食にするのは初めてでしょう、最初は全く香りのしなかったキノコはタマゴの加熱が進むにつれてその芳しい香りを強め、お皿に盛りつけるころには素晴らしい香りが食卓に漂います。あぁいいねぇ、美味いじゃないか。
こんなにガサツに作った料理でさえイケるんだから、ホテルの朝食みたいにリッパなオムレツなら…などと欲張らない方がいいのかも知れない。気取らずいただけることが家庭料理の良さでもあるし。
■ 弥生の庭風景 檀の新芽
霞も強くなりだした日没前
ふと気づけば檀の樹にも新芽が
あっと言う間に大きくなり
蒼々とその若葉を空に向ける
