■ 今日も続く王道路線
数ある中華料理の中で一二を争うくらいスキな『回鍋肉』です。慣れたもので食材の買い出しから調味料に至るまで落ち度はありません…と言いたいところですが、根深葱の購入を忘れておりまして若干の後悔が滲むココロです。
まあ無くたってオッケーなのは解ってはおりますけれど、やっぱりねぇ…な出来上がりに「あ~オレの人生ってこんなもんだよなあ」と諦観の境地でもありますが。
それよりモンダイなのは豚肉を " 薄切りの切り落し " にしてしまったことですね、これはお味に致命テキなダメージを与えました。ええわずかに調味が濃く乗り過ぎたカンジで、決してダメとか不味かったってことではありませんけれど、とにかく不満の残る内容です。
柔らかく風味豊かな " 春キャベツ " を母上がせっかく買ってきてくれたのにねえ、ちょいと厚めにスライスした豚バラだったら…と思うと残念でなりません。まあ冷凍庫の残食材一掃作戦の一環ですので、あまりその失態を叱責するのもいかがなものかと思います、美味しくいただいたのですからコレくらいでヤメにしておきましょう。
■ 弥生の庭風景 柿の新芽
七宝の 夢や何処に 柿若葉
秋になればあの七宝焼のような極彩色を放つ柿の葉
まだ新芽が出たばかりなのにそんなところにまで言及してしまうのはおかしいでしょ
これからどんどん伸びてゆく若葉たちには
期待と希望の言葉を添えてやるべきかと思います