カプレーゼ

カプレーゼ

ようやく念願のモッツァレッラチーズ

夕方の地方民放情報番組で、全国を渡り歩いたチーズ職人のオーナー殿が最後に行きついた理想の場所、それが朝霧高原を有するこの哀愁のイナカ町だった…ということを知ったのは数年前のことです。
畜産業が盛んなので以前から各種乳製品の製造は行われておりましたが、個人のチーズ工房が開設されるのは初めてのことで、欧州仕込みの本格チーズがようやくいただけるようになったと喜んでおりました。ところがこれがまたなかなか実現しないのですよ、メニューが重なって都合が悪かったり、シゴトの折り合いで買いに行けなかったり、体調を崩して外出を控えていたり…といつの間にか数年の時が流れておりました。

七富チーズ工房のモッツァレッラチーズ

キッカケは近所に出来たKOマートさんが「ケソフレスコ」という南米で一般的になっているチーズを販売していたことです。それは清水でチーズ&ビール工房を経営するペルー人のガルシア兄弟が朝霧高原の生乳を使って作ったチーズ製品で、あまりの美味しさに感動しましたけれど「待てよ…朝霧高原にはもうひとつ大事なものがあったじゃないか…」ってことで、早速地元の「七富(ななとみ)チーズ工房」さんに向った次第であります。
製造しているのは主にモッツァレッラチーズで、丸く成形したものを塩水に封入してある一般的なスタイルです。いろいろな食べ方がありますが、やはりそのものの味わいがダイレクトに伝わる『カプレーゼ』にトップバッターを任せるべきですよね。

カプレーゼ   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7

ゴロゴロっと大振りにカットしたモッツァレッラチーズに同サイズにカットしたトマトとバジルを散らし、粗く挽いたブラックペッパーと若干量の駿河湾産塩、そしていつものサルバーニョをたっぷり回しかけていただきます。
あぁもう信じられないくらい美味しいの…とてつもなくフレッシュでクリーミイ、そして生乳の甘みや香りさえ感じるような心地よさがクチいっぱいに拡がります。こうしてようやく念願のモッツァレッラチーズ入手に至ったヨロコビと共に、地元の産品をしっかり味わうことの幸福感が堪りませんね。
あぁまた購入してこよう…次はどんなお料理にしようか、心躍る日々が続きそうです。
 
 
七富チーズ工房
https://nanatomicheese.shopinfo.jp/
静岡県富士宮市下条487-1
TEL=070-8534-4772
ACT=土日のみ営業 10:00-17:00
 
 

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たまにカレーも食べたくなるってもんです。
お手軽にタタッと昼めし…大阪風に生玉子をぽっとんってのも大好きですよ。

カレーライス feat. 生玉子

 
 

 
 
 
 

文月の庭風景  ケロ助の冒険


相変わらず元気いっぱいの一年生ケロ助
どうやら柏の木の根元あたりがお気に入りのようです
紗雅の葉先でゆ~らゆら
冒険もほどほどに

文月の庭風景 ケロ助の冒険   MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8  SONY α7