■ ホワイト系お刺身三種盛
愛媛に北海道そしてインドネシア
前日までの夕食にニク料理が続いてしまい、何でもいいから魚料理が食べたいと思った時の晩酌です。食事はなるべく似たような種類が続かないように気を遣っておりますけれど、何かの都合があったり頂き物で急を要するものが登場してしまったりと止むを得ぬ事情が生ずることもあり、まあ極端なことにならないようにはしております。
そんなワケで近隣の山梨県系スーパー某OGに出向くのですが、折しも夏が旬の海鮮が鮮魚コーナーに並んでおりまして、ここはさっぱりとお刺身で攻めるのが妥当かと思えてくるのですね。
フォトでは左から愛媛県産真鯛、北海道産タコ、インドネシア産ヤリイカ…なかなかのスター揃いです。県内産ですと沼津港の真アジや由比漁港水揚げ生シラス、そして御前崎漁港水揚げのカツヲなどもありましたが、イメージ的に白色のお刺身で統一して涼し気な盛り合せにしてみたいなどとシャラっ臭い考えに取り憑かれてしまいましてね、見た目優先の盛り合せにしてしまったエロおやぢであります。
オカゲさまでとても美味しくいただきました。ドレもハズレなしの美味でコストパフォーマンスもサイコーです。甘く脂ののった真鯛は未だあまり熟成が進んでいない状態でぷりぷりした食感が嬉しいものでしたし、北海道産のタコはグニグニとした身肉からじゅわ~と滲み出る旨味の波状攻撃、そしてインドネシア産ヤリイカはねっとりうっふぅ~ん♪な胴とゲソのコリコリなコントラストが美しいのひと言...といったカンジで、暑さによる疲労の回復を目論む食卓としては成功したものと云ってよいでしょう。
相棒は哀愁のイナカ町が誇る四大酒蔵の一角を担う富士高砂酒造さんのものですが、エロおやぢと致しましては純米大吟醸とか山廃仕込みのものよりも、キリっと辛口な本醸造が好みでしてね、敢えてごくフツーのグレードをチョイスする習わしになっております、はい。
まあこんな気温ですから本当に常温ですと冬ならヌル燗くらいの温度になってしまい、サスガにそれはイマイチでしょ…ってことで、冷蔵庫にごく短時間だけお休みいただき、キュッとやや冷えをいただくようにしております。美味いですねえ、この町の酒蔵さんの日本酒は甲乙つけ難い美味しさがありまして、いつでもドレでも歓迎であります。
優れた肴と美味い酒、こんなゼイタクしちゃってなんだかバチが当たらないの?って真剣に思います。
■ 文月の庭風景 ハコネウツギの葉にケロ助
大きくなったケロ助の姿を見かけなくなり
かなり寂しい思いをしておりましたが
先日ハコネウツギの葉に一年生の姿を確認しました
よかった...命はつながっていたのです