ザンギ

ザンギ

北海道釧路発祥の唐揚料理

中学生の頃は父の転勤先であった北海道の釧路に未だ住んでいて、当時は食に関することなどにはそんなに興味があったわけではないのだけれども、ある日父が同僚と釧路の繁華街で飲食をして帰宅した折に「初めて " ザンギ " というものを食べてきた」そして「とても美味しい唐揚だった」といった旨の感想を述べたことを今でも憶えております。
ちょうどその頃、歌手の北原ミレイさんという方の " ざんげの値打ちもない " という歌がヒットしていて、ザンギと懺悔の語感が重なり合うように聞こえたものだから複雑な思いに至った…と云うのが、その深い記憶の理由かと思います。
とても中学生くらいのコドモには理解不能な歌詞で、今聴いてもスゴく暗く深遠な内容を作詞家の阿久悠さんはよく世に放ったものだと感心します。今どきはこーゆー内容のものは聞いたことがありませんね、高度経済成長期のニッポンらしい一面を覗かせている歌ですし、当時のボクには興味のない世界でした…って脱線ですよ、歌のほうではなく食べ物の " ザンギ " です。

ザンギ   LZOS INDUSTAR-61L/Z-MC 50mm F2.8  SONY α7

近年は釧路と云うよりも北海道の名物として知れ渡っている気がします。元々は中國語の炸鶏(ザーチー)で、そこからナマって " ザンギ " となった…という説が有力のようです。普通の鶏唐揚に比べ味付けはかなり濃い目、ニンニクや生姜をたっぷり利かせた上に時間をかけてシミ込ませるというレシピが主流です。飲食店だけでなく家庭でもよく調理されるお料理で、イカやタコそして鮭などを使ったものも親しまれているようですね。
そんな " ザンギ " を手軽に家庭でも再現できるように、北海道の製粉メーカーさんが調味済みのパウダーを発売しています。どこぞの北海道フェアみたいなところで購入したものですが、すみません写真撮ってませんでした。

タコハイ つぶれ梅

がっつんパンチの効いたお味でとても美味しいです。短時間絡ませておいただけですが、しっかりお味も浸透していてプロっぽい仕上がりになりますね。この技術は近年普及している唐揚げ粉のテクノロジが応用されているようでして、タイムパフォーマンスを重視する最近のお若い方々にはウケるのでしょう。
相棒はきれーなおねーさんがCMに出演しているこいつ…タコハイさんを据えましたが、ちょっと中途ハンパなお味だったかな。エロおやぢと致しましては、玉ちゃんが町中華でよく飲んでいるバイスサワーに軍配を上げちゃいますが、このタコハイさんを特段にサゲる理由もなくフツーのお方はこれでもヨシかと思います。
 
 



葉月の庭風景  出勤前のケロ助


薄暗くなり始める時刻
ケロ助も出勤前であわただしい時を迎えているようです
う~ん…萌えますねぇこのポーズ
ほんとうに可愛いじゃないか

葉月の庭風景 出勤前のケロ助   OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-MACRO 50mm F2  SONY α7