■ サバラン・オ・マロン
フツーのモンブランでは物足りないお方に
昨日は敬老の日というやつでした。その主人公である母上には先日妹夫婦が主催する記念食事会の供食に与かり、マコトにリッチなひとときを過ごしたものですから、もう今更エロおやぢが出る幕はないわけですけれども、いちおー世間様に於かれましては敬老の日ということになっている関係上、そのままってワケにはゆかないわけですよね。
う~ん知らんぷりこくってテもありますけれど、母上と一緒に視聴していたテレビニュースなどでは敬老の日云々といったキーワードが頻出しているものですからね、そりゃそこまでイってるのを無視できるほどメンタルは強くありませんしね、ならば…とソレっぽいケーキなんぞを買い求めに出かけるわけです。
哀愁のイナカ町は農畜産業が盛んで新鮮で良質な乳製品が供給されるわけでして、そのせいか非常に優秀なパティスリーがいくつもあります。エロおやぢが特に気に入っているお店は三軒ほどありますが、そのひとつを久々に訪ねてみました。
休日だったせいか相変わらず混んでましてね、駐車場は満杯…運よく出庫したクルマのあとにねじ込んでイソイソと品定めに向かいます。店内の様子もなかなか美しいのでぜひ紹介差し上げたいところですが、昨日は店員さんの許可をいただくのも憚られる混雑状況でして、まあそれはまた次回に。
本当は注文してからデコレーションを施してくれる「スペシャルモンブラン」を期待していたのですが、残念なことに売り切れ!それでもこうした一流店では同様なグレードの商品もキッチリ用意されておりましてね、それがこの『サバラン・オ・マロン』なのであります。
ケーキの基部スポンジにリキュール(ラム酒であることが多い)をシミ込ませたサバランをベースに、モンブランに使われるマロンクリームを盛り上げてゆくこのケーキ…もうサイコーじゃありませんか。アルコールでスポンジがズクズクにならないようにスポイトに注入したラム酒を刺し込んであり、いただく直前にチュ~すればよいのです。中にも外にも品のよいマロングラッセが奢られ、食す者を秋のド真ん中に誘ってくれるわけですよ、あぁもう言葉も出ません...母上もたいそう喜んでくれて好かったと思います。
お試しにフツーのモンブラン、そして『栗つつみ』というパイ生地に栗まるごとを仕込んだ焼菓子も購入しました。フツーのモンブランでさえ出色の出来栄えでありましたが、『栗つつみ』のほうは一度にいただいてはもったいない気がして本日のおやつにいただくことにします。楽しみですねえ、なんだかんだと言い訳してはゼイタクしてる気もしますが。
まあそんなフツーのモンブランでは満足できないお方には、こうしたサバランによるハイグレードヴァージョンもある…ってことを頭の片隅に置いておくのも宜しいのではと思います。ねっ、サバラン。
パティスリー java _20200801 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
(店舗外観は2022年に撮影したもの)
■ patisserie java (パティスリー ジャヴァ)
http://www.cake-java.com/
静岡県富士宮市前田町137-2
TEL=0544-26-2058
ACT=09:00-19:00 月曜定休
■ 長月の庭風景 元気だったケロ助
自然界の厳しいオキテで失ってしまった一年生ケロ助
失意の日々は辛く悲しいものでありましたが
先日の朝玄関ドアの桟をふと見ると…あら~三年生ケロ助が元気いっぱいに
おまえ生きてたんだ!嬉し過ぎる…