真鯛のカルパッチョ

真鯛のカルパッチョ

お箸でいただくイタリアン

ほんとうは盛夏の頃にいただこうと思っていた白身魚のカルパッチョでありますが、ぐずぐずとしているうちに秋の気配が漂う季節になってしまいました。暑い暑いと大サワギしつつも、エアコンを効かせたリビングで冷え冷えの魚料理なんてサイコーだったはずなのに、なんともシマらないお話ですな。ちっ、ちゃんと白ワインだって準備してあったのにね、なんだかカルパッチョをいつまで経ってもジッコーする気配がないので、他のお料理の時に飲っちまったってわけですよ。だらしのないことですし、ポリシイも感じられない…どうにも情けない人生であります。

真鯛のカルパッチョ   MIRANDA AUTO MIRANDA 50mm F1.4 ( 8-Elements )  SONY α7

いつもの山梨県系スーパー某OGには愛媛県産真鯛の活〆ってやつが入荷してましてね、また都合の宜しいことに適度な大きさのサクがパックされていたわけです。そうだよ、あの計画をジッコーに移す時が来たんだ。
確かに新鮮な秋刀魚もお安くなって並んでいるし、間もなく生牡蠣も登場するでしょう。けれどもその鮮度の高い真鯛なら旬の食材を押しのけてでもこの日の食卓に並べる価値があるってもんです。
先ずはすりおろし玉葱をたっぷり含めたフレンチドレッシングを調製し、そこにパプリカなどをコンカッセしたものを加えてやれば出来上がり…ワンランク持ち上げる秘策として蜂蜜を少量加え、少しだけ甘めに仕上げるほうが美味しく感じられます…薄切りにした真鯛をプレートに並べてはその上からこのドレッシングソースをかけてやるだけです。そしてフォークよりもお箸でいただくほうが似合うイタリアンのひと皿ですね。

秋田杉 GIN ハイボール

あぁ何て美味しいんだい…もっと早く作ればよかったものを。ドレッシングソースは白ワインヴィネガーの比率を少なめにし、オリーブオイルの増量で補っておくことと、やはり蜂蜜の華やかな甘みが淡白な真鯛の旨味を引き立てますね。スパイス類は殆ど入れません、鯛の風味を生かし切りたい意図があるからです。
白ワインがないので秋田杉の GIN を使ったハイボールを相棒にしました。美味しいハイボールですが、もの凄く個性的です。ヒトによっては白身魚などには不向きであると判断されるかもしれませんが、たまにこーゆーチョイスも刺激的で面白いと思ったエロおやぢであります。
 
 

 
 
 
 

長月の庭風景  樹間の彼岸花


陽の当たり具合によってその色が全く違って見える彼岸花
日中の直射日光や西陽では鮮やかな赤色に感じますが
曇天の日陰などでは若干色褪せたようにも見えます
それは見る側の心理的要素が反映しているのかも知れません

長月の庭風景 樹間の彼岸花   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5