秋の地元グルメ

秋の地元グルメ

農民市場で出会うこの季節のお楽しみ

九州などの温暖な地方で行われている各種農作物のハウス栽培、そんな早出し作物がここ静岡にも流れてきます。消費者にとっては季節感の先取りであったり、バエるバズるなどの見栄張り欲求を満足させる商品もありますね。まあソレはソレで個人の生き方ですからとやかくは申し上げませんが、古来からの暦に則った季節の移ろいを感じ取りたいエロおやぢと致しましては「旬」と呼ばれる特定の期間を大切にするわけです。
本日のフォトでは栗・早生蜜柑・秋茄子を並べてみましたが、いづれも一般市場にはとうに出回っているもので特に物珍しさはありませんけれど、哀愁のイナカ町の農民市場にはこれらの地元産がいよいよ入荷し始めましてね、待ってましたとばかりに購入に走るエロおやぢなのであります。

秋の地元グルメ   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

栗は市内の二又という地域、早生蜜柑は西伊豆西浦地区、秋茄子(白長ナスとシマナス)は市内の粟倉地区の生産です。どれもこの夏の猛暑を乗り越えて立派に育っていますね。
栗はごくフツーに茹で栗にしましょうか、早生蜜柑はお仏壇に供えたあとにいただくことにして、その調理方法に迷うのは茄子ですな。八月に行った茄子祭りのプロローグでもご紹介差し上げましたが、こうした細い茄子は身肉や皮の柔らかさが特徴で、煮ても焼いても揚げても美味しいという頗る優れた品種です。それなのにあまり一般市場に出回らないのは栽培が難しいとか、品質保持に難点がある、小ロット栽培なのでまだまだ高価…など様々な理由があるのだと思います。
まあこうしてせっかく購入出来たのですから、美味しくいただきたいものですね。さて、どう料理しますか…。
 
 



神無月の庭風景  陽射しの変化とコムラサキ


このところ日が短くなったばかりでなく陽射しもずいぶん柔らかくなりました
拙宅南窓の下にある小さな花壇スペースには何種類かの草花が植えられておりますけれど
再三再四開花するタマスダレに加えアネモネもたくさん開き始め
穏やかな陽光に包まれそれを眺めているような埴輪さんが可愛らしいですね

神無月の庭風景 埴輪とアネモネ   Nikon NIKKOR 85mm F2  SONY α7

 
 


昨年末の剪定で樹勢を回復させたコムラサキですが
カメムシの悪戯で葉や実が悲惨なことになってしまいました
フォトのようにキレイな色カタチのものはごく稀で
大方はジツに情けない姿を晒しております

神無月の庭風景 ようやくコムラサキ   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7