■ 指定席
あの~すみません…
ココって二日酔いで赤い目のヒトも座っていいんですか?
いえボクじゃありませんよ
ちょっと聞いてみただけです
■ 里芋とタコのアヒージョ
絡め合う濃密な...
タコやエビのアヒージョってのはよくあるものですが、そこに里芋をフィーチャーするというアイデアを知りました。ええもちろん早速トライです。
里芋は予めスチームして加熱済、タコもボイル済のお刺身用でオッケーです、あとはオリーブオイルにガーリックのコンカッセやら鷹の爪といったアヒージョの常連さんたちをスタンバイさせれば準備は完了ですね。
適宜カットした里芋を用いましたが、先日食したような石川小芋なら皮をちゅるんと剥けばそのまま使えますね。残念ながらもう市場には出回っていないようなので今シーズンは諦めて、ごくフツーの里芋を用いました。
既に加熱してありますから里芋とタコが温まればヨシなのですけれど、タコは火が通り過ぎますと硬くなりますので里芋を先に、そしてそれが温まったころにタコを投入ってカタチでいいと思います。どちらも水分の多い食材ですから、ものの5分もしないうちに美味しく食べられるようになりますよ。
ねっとりうっふぅ~ん♪な里芋の舌触り、熟女と舌を絡め合う濃密な kiss のように...って違う、そーゆーハナシじゃない!里芋の食感のことですよ、もう。滑らかでまったりと拡がる旨味、そこにタコの滋味がじんわりと押し寄せてくるのです。その extasy にヲンナは身悶えし…ん~もうだからさ~違うってば、いい加減にしなさい。
あぁほのかだったはずの潮の香りがガーリックによって素早い速度に加速されているじゃないか、うわ~どうしてくれるんだい。里芋、タコ、里芋、タコ…もう止まらないのです。
里芋にここまでタコの旨味が乗ってくるとは想定外でした、これはジャガイモでは太刀打ちできない芸当ですよ。しかもあのネットリ感…なんだかやらしー想像をついしてしまいますが、まあそんな過去を振り返りつつ赤ワインでリセットする食卓も素敵なものです。
■ 霜月の庭風景 檀の紅葉
葉脈を残しては穴が開き
そして斑に紅葉をしては散ってゆく檀の葉
庭掃除がタイヘンなんだよ…とこぼしつつも
その様をしばし愉しむ秋の日