煮かつスキレット

煮かつスキレット

かつ丼のアタマを熱々で

「かつカレー」が食べたくてスーパーのお惣菜コーナーで " とんかつ " を購入してきました。本当は少しだけ離れた場所(とは云ってもクルマで10分程度)の肉屋さんに行けば手作りの上等な " とんかつ " が安価に購入できるのですけれど、件の近隣スーパーのそれだってソコソコに美味しいことに気がついてしまい、ここ一年ほどはソチラにお世話になっている次第です。なんかズボラだなあとはテメーでも思うのですけれど、そう悪い選択でもないと信じたいですね。
ところが帰宅してその " とんかつ " を眺めているうちに、なんだかココロ変りをしてしまいましてね、ん~久しぶりに『煮かつ』ってのもいいじゃない…なんてキブンに。それに酒の肴にゃそちらのほうが向いている気もするし…ごめんね「かつカレー」君、キミの出番はまたの機会に。

煮かつスキレット   Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 (M42 Zebra)  SONY α7

このお料理をドンブリごはんに乗せればモロに「かつ丼」、つまりこれは「かつ丼のアタマ」ってことですね。「かつ丼」の場合は下にある白ゴハンから熱が供給されるため、上に載っている『煮かつ』がホカホカした状態に維持されるのですが、こいつを皿盛りにするとアッという間に冷めてしまうわけです。う~ん、それって残念じゃありませんか?せっかく一所懸命に調理したのにもったいない。
そこで登場させるのがスキレットですよ。鋳鉄製のフライパン型調理器具、キャンプめしなどでお馴染みのやつですが、お家で使うのだって反則ではありません、正々堂々正面突破のゴールインが可能です。

キンムギサワー

ガスレンジでスキレットの加熱を始めたら玉葱のスライスとカット済とんかつを乗せ、出汁醤油を加えて沸騰してきたところに割りほぐし玉子をダダッと、穴あき蓋をしてちょいと待てば出来上がり。スキレットはチンチンに熱くなっているので食卓に運んでもしばらくはクツクツしてますよ。
あぁ旨いじゃないか、いいねえ「かつ丼のアタマ」じゃなくって『煮かつスキレット』。キュンと冷えたビールテイストのサワーをグイッと流し込めばハッピィな夜が始まるのです。
 
 

 
 
 
 

霜月の庭風景  野紺菊


野紺菊(ノコンギク)が咲き始めました
濃い紫色の花弁が印象的ですな
キク科の植物たちは花期も長く
しばらくは庭の片隅を彩ってくれるでしょう

霜月の庭風景 野紺菊   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


急激な気温低下で庭の梅はその葉を落としています
よ~く観察するとその葉の根元には花芽のようなものが...
もしかして来年の準備ですか?
もうそんな季節なんですよね

霜月の庭風景 葉を落とした梅   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 35mm F2.8   SONY α7