■ 山形 辛味噌ラーメン
あとはトッピングに山形らしさが出れば
予てより山形県がラーメンの激戦区であることに聞き及んでおりますが、残念なことにもう何十年も前にシゴトで山形県の一部に行った事がある...程度の経験しかありません。しかも秋田県との県境付近にある小さな町で、業務だけをこなしてサッサと帰ってきてしまった...という真に以て無念な過去です。
今思えばもったいないことをしたよなあ…と思いますけれど、では当時の山形県がラーメンわっしょいの県だったかと云えばその確証もなく、まあ時の流れとはそーゆーものなのですな。
それでも数多くの名店が軒を連ねている現状を大手食品メーカーさんが放っておくはずもなく、北海道や九州の有名処は既に出尽くしているといった流れからも、あとは東北のラーメン界をクローズアップしては新鮮な空気を送り込もう…といったカンジでしょうかね。
一般的に山形のラーメンと云えば醤油スープが主流なのでしょうけれど、東洋水産さんでは同県南陽市のご当地味噌ラーメンにメをつけたようです。北海道の味噌ラーメンとはまた傾向が異なり、煮干し出汁にファッティーなラードの旨味を加えた味噌スープと云うのが特色ですが、意外にさっぱりしていて太めの平打ち麺とは異色の組み合わせのような気もします。
ところがそこに伝統の「辛味噌玉」が乗るとすっかりその性格は一変し、とっても素朴かつ素直でいいヒトだと思っていたヨメさんはジツはどうしようもない鬼嫁だった…って違うぞ、そーゆーハナシじゃないっ!あっさり味噌スープが「辛味噌玉」のニンニクや豆板醤の旨味や辛さを身につけてとても魅力的に変身するわけですよ、その太めの平打ち麺がココで生き返るわけですね。
あぁ温まってエナジー貰って、そして程よい刺激もいただいてサイコーじゃありませんか。さすがラーメン激戦区を勝ち抜いているだけのことはあります。あとはトッピングに山形らしさが出れば申し分なし…追い追い考えて再びいただいてみようではありませんか。
■ 霜月の庭風景 枯れ紫陽花にケロ助
朝晩すっかり冷え込むようになり
ケロ助も厳しい生息環境になっているに違いありません
違う紫陽花の株に移動していることもありますが
前日と同じ場所でジッとしていることもしばしばです