■ 蒼天富嶽晩秋
スズメさんたちが賑やかな会話をしている電線
いったいどんなお話を?と知りたくなります
日の出間もない時刻は
通勤のクルマたちが無言で走り去ってゆくだけ
スズメさんたちを撮ってからほんの数分しか経っていないのに
冠雪の紅い色は既に消え
晩秋の蒼天がクリアに伸びあがってゆく
冷え込みも少し強くなった朝
6:48am, November 25. 2024. @Fujinomiya-City
■ 薄切り豚ロースの生姜焼
保証します
「豚肉の生姜焼」と云えばちょいと厚めにスライスしたロース肉か、甘い脂肪がたっぷりシマシマになっているバラ肉のどちらかでありますが、今回使ってみたのは " しゃぶしゃぶ用 " に極薄スライスされたペラッペラのロース肉です。
がっつり食べ応えのあるものではありませんが、甘辛い生姜醤油タレがサッと全体にシミ渡りやすく調理の容易さが先ずは前面に出てきます。そして加熱時間が極めて短いことのメリットとして、とてもお肉が柔らかく仕上がるということ、ここがかなり重要なのですよ。
牛丼屋さんの「牛丼」が何故に美味しいのかを想像していただければよいと思います、調味はもちろんですがその食感とゴハンへの馴染みのよさ、そうゴハンの軟度と牛肉・タマネギの柔らかさが一致しているので、クチがとっても喜んでくれるわけです。もちろん弾力のある豚肉をわっしわっし噛んで食す快感もありますが、世の中にはそれが肉体的及び精神的に不可能な方々もたくさんいらっしゃるわけで、幅広い客層の支持を得るためにはこうした戦略もアリってことなのですな。
あぁ旨いじゃないか、いつも夕食時にはコメを食さないことが多いけれど、こーゆーオカズの時は準備しておくべきだったなあと思うのです。白ゴハンに甘辛い生姜風味の豚肉…あぁ堪らないねえ。
肝心のタレですが、このところ " エバラ焼肉のタレ 黄金の味 甘口 " にすりおろし生姜を適宜たっぷり…と云うのが定着しつつあります。いやいや本当に美味いですよ、市販の生姜焼きのタレはもとよりテメーで調合したものでさえ遥かに凌駕する美味しさ、これは間違いのないものとして保証しますから。(フォトのタレは豆鼓と玉葱荒微塵切を加えてあります)
■ 霜月の庭風景 アネモネの晩期
家屋の西側に植えてあるアネモネさんは終わってしまいましたけれど
南側花壇のものはまだまだ花をつけて元気です
先に咲いたものから順に種子苞を膨らませてはおりますが
秋の陽射しにそよぐその花は本当に可愛らしいものです
純白なように見えるアネモネさんも
ウラ側をよ~く観察すると淡いピンクと云いますかライトパープルが射しております
ちょうど少女の項のような部分がポッと薄く赤味を帯びていて
なにか恥じらうような姿がまた愛しくもありますね